ビジュアル・サイエンス・フェスタ
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入選作品
2003年
2002年
2001年
日経サイエンス
CVC
 
永井晴康  ながい・はるやす
日本原子力研究所 環境科学研究部
大気環境研究グループ
茅野政道 ちの・まさみち
日本原子力研究所 環境科学研究部
大気環境研究グループ
   
原山卓也 はらやま・たかや
日本原子力研究所 環境科学研究部
大気環境研究グループ
 
 
 2000年7月に噴火した三宅島は、現在も大量の火山性ガスを放出しており、拡散予測への社会的ニーズは大きい。応募者は、他に先駆けて火山性ガスの広域拡散予測と可視化を自動化し、予測濃度を3次元画像としてインターネット上で公開してきた。本作品は、2001年4月の予測結果を動画化したものである。

三宅島火山性ガスの拡散のようす
(2001年4月18日15時及び27日17時)
 ガスの空間的広がりは、1時間ごとの3次元濃度分布を元に、アイソサーフェースで表現し、地上に達して高濃度をもたらしている部分は、赤から水色のグラデュエーションで識別した。3次元的な広がりを透過性のある白で表現することで、地形、地上濃度分布、3次元空間分布の同時認識を可能にしている。また、東及び南側からの視点での分布を同時表示することで鉛直分布の理解の助けとした。実用的価値に加え、移動性高気圧と周期的なガス拡散変動の関連や、東北や北陸まで高濃度ガスが到達する過程の解明など研究への利用価値も大きい。