別冊231

アントロポセン  人類の未来

日経サイエンス編集部 編

2019年2月16日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 128ページ ISBN978-4-532-51231-6

2,000円+税

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「〜代」「「〜紀」「〜世」といった表記は,地球の地質年代を表す呼び名として使われている。現在は「新生代,第四紀,完新世」と呼ばれる時代だ。ところが,ノーベル化学賞を受賞した著名な科学者クルッツェンは,2000年にメキシコで開かれた地球圏・生物圏国際共同研究計画(IGBP)会議の席上でこう述べた。「今はもう完新世ではない!」 ──クルッツェンは,現在の地層には人類の活動の恒久的な影響がすでに残されているとし,新しい地質区分「アントロポセン(人新世=人類の時代)」と呼ぶことを提唱。多くの議論の末,現在ではこの提案を支持する人たちが増えている。
本書では,アントロポセンという呼び名に象徴される人類と地球の変化にスポットを当て,「気候変動」「人口爆発」「遺伝子改変」「寿命」「格差社会」「宇宙開発」など9つのテーマに沿って未来予測を紹介する。

日経サイエンス編集部 編

はじめに

 

1 私たちは地球にどんな痕跡を残していくのか?

地層に刻まれる人類の時代  J. ザラシーウィッツ

 

2 気候変動は人類をどう変えるか?

気候変動が変える社会  K. ピーク

とける永久凍土  T. シューア

気候変動戦争を回避せよ  A. ホーランド

 

3 どの国が栄えどの国が遅れをとるのか?

新人口爆発と超高齢化  M. ヴィステンドール

 

4 自由・平等な市民社会は続くか?

人類を追い詰める格差社会  A. ディートン

貧困撲滅へ実証的アプローチ  D. カーラン

 

5 ゲノム編集技術は制御できるか?

遺伝子改変人類が誕生?  S. S. ホール

ゲノム科学を変えるCRISPR  M.ノックス

 

6 加齢に打ち勝てるか?

120歳時代 健康寿命を延ばす道  B. ギフォード

 
7 もし可能になったら永遠に生きたいと望むか?

人間性の黄金律  H. ロズナー

スーパーAI恐るべし?  S. ラッセル

もし人類が消えたら地球は?  A. ワイズマン/S. マースキー

地球の情報容量  C. A. ヒダルゴ

 

8 人類はいつまで存続するか?

「知生代」を宇宙にひらく  D. グリンスプーン

宇宙船新人類   C. M. スミス

20世紀文化遺産の危機  S. エバーツ

 
9 未来予測はどこまで信用できるか?

知りえない未来  K. S. ロビンソン

50,100,150年後の世界

  M. カミングズ/R. ローゼンバウム/R. ルイス/ T. ラブジョイ/D. W. キース/A. パーカー/E. レジス