別冊229

量子宇宙
ホーキングから最新理論まで

日経サイエンス編集部 編

2018年10月18日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 128ページ ISBN978-4-532-51229-3

2,000円+税

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極大の宇宙を構成する時空と重力の理論である一般相対性理論と,極小の素粒子の基本理論である量子力学は現代物理学の2つの柱だ。100年来の難題だった両理論の統合は,英ケンブリッジ大学で長らく教鞭をとり,2018年3月に亡くなった理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士によって道が切り拓かれ,近年,研究が加速している。その先に見えてくるのは「量子宇宙」という新たな知の地平だ。ホーキング博士の仕事から現在の研究最前線まで,まとめて紹介する。

日経サイエンス編集部 編

はじめに

 

第1章 ホーキングが拓いた量子宇宙の世界

物理学の本質を突く問題を提起  語り:村山 斉

ホーキングの遺産  大栗博司

ブラックホールの量子力学  S. W. ホーキング

ホーキングが語る究極理論の見果てぬ夢  S. W. ホーキング/L. ムロディナウ

 

 

第2章 時空とは何か

ワームホールと量子もつれ 量子時空の謎  J. マルダセナ

ホログラフィー原理を解く エンタングルメント・エントロピーと笠・高柳公式

中島林彦 協力:大栗博司/高柳 匡

量子ビットから生まれる時空  C. モスコウィッツ

「ここ」とはいったいどこなのか? 非局在性の不思議  G. マッサー

連続な量子  D. トン

 

 

第3章 マルチバースと多世界

マルチバースと多世界 インフレーション理論と量子力学のつながり

野村泰紀

提唱者 野村泰紀博士に聞く 今なぜマルチバースか  語り:野村泰紀

 

 

第4章 インフレーション理論の現在

小松英一郎が語る 絞られてきたモデル  中島林彦 協力:小松英一郎

インフレーション理論は盤石か?  A. アイジャス/P. J. スタインハート/A. ローブ

「インフレーション理論に異議」に物理学者33人が大反論

SCIENTIFIC AMERICAN編集部

 

 

第5章 インフレーション理論検証に挑む

宇宙背景放射に刻まれた痕跡  中島林彦 協力:小松英一郎

原始重力波の直接観測を目指して  R. D. アンダーセン