別冊216

AI 人工知能の軌跡と未来

竹内郁雄 編

2016年11月14日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 128ページ ISBN978-4-532-51216-3

2,000円+税

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隆盛期と冬の時代を繰り返してきた人工知能はいま第三次ブームを迎えた。AI研究の飛躍を支えるのはディープラーニングと呼ばれる手法だ。大量のデータの特徴を高い精度で捉えて,これをデータに生かす方法で,音声認識や画像解析で応用が始まっている。一方,人間の能力を超えたAIが,人の生活を激変させる「シンギュラリティ」も現実味を帯びてきた。本書では,1950年代にコンピューターチェスを提唱したシャノン,人工知能の父ミンスキー,日常生活の中でのロボットの可能性を述べたビル・ゲイツなどの執筆記事を主軸に,IBMのワトソンの実力分析や,韓国のプロ棋士イ・セドルを破ったAlphaGoの強さの秘密など,最新の話題を加え,AI研究の軌跡と未来を描く。 ※在庫僅少

竹内郁雄 編

PROLOGUE

逃げなかった水──ブームの先の未来へ  竹内郁雄

 

CHAPTER 1 人工知能とは?

論争─機械はものを考えるか

NO: プログラムは記号でしかない  J. R. サール
YES:統合化が心をつくる  P. M. チャーチランド/P. S. チャーチランド

人工知能の意識を測る  C. コッホ/G. トノーニ

ロボットは地球を受け継ぐか  M. ミンスキー

スーパーAI恐るべし?  S. ラッセル

人工知能の可能性信じグランドチャレンジを主導:松原 仁  吉川和輝

 

CHAPTER 2 ニューラルネットワークと機械学習の進化

チューリングの忘れられた研究  B. J. コープランド/D. プラウドフート

あなたの好み探します 実力高まる人工知能  C. S. パウエル

爆発的に進化するディープラーニング  Y. ベンジオ

 

CHAPTER 3  ゲームプログラムの進化

チェスを指す機械  C. E. シャノン

コンピューターはチェス名人に勝てるか

  許峯雄/T. アナンサラマン/M. キャンベル/A. ノバジク

どうして囲碁プログラムはこんなに急に強くなったのか?  加藤英樹

 

CHAPTER 4 言語の理解,Web知識,Watson

ここまできた機械翻訳  G. スティックス

発見するコンピューター 論文の山から宝を探す  B. グリーン

自分で推論する未来型ウェブ  T. バーナーズ=リー/J. ヘンドラー/O. ラッシーラ

ウェブサイエンスの誕生  N. シャドボルト/T. バーナーズ=リー

IBM Watsonの歩み

 クイズ番組への挑戦からコグニティブ・コンピューティングへ  武田浩一

 

CHAPTER 5 人に近づくロボット

ホームロボット時代の夜明け  B. ゲイツ

心を持つロボット  P. ファン

研究するロボット  R. D. キング

竹内郁雄(たけうち・いくお)
東京大学名誉教授,IPA未踏IT人材発掘・育成事業統括プロジェクト・マネージャ,一般社団法人未踏代表理事,(株)ギブリー技術顧問。1969年東京大学理学部数学科卒業,1971年同修士課程終了。NTT基礎研究所,ソフトウェア研究所にて,AIを支えるプログラミングシステムの研究開発を行う。1997年から,電気通信大学情報工学科,東京大学情報理工学系研究科創造情報学専攻,早稲田大学基幹理工学研究科情報理工学専攻の教授を歴任し,主にIT防災の研究に携わる。2000年から10年間,コンピュータ囲碁フォーラム会長。現在はIT人材発掘・育成に専念。