別冊185

進化が語る 現在・過去・未来

三中信宏 編

2012年6月20日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 144ページ ISBN978-4-532-51185-2

2,000円+税

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進化生物学は化石や現生の生物が持っている形態や分子に残された情報を読み取ることで,進化の様相と過程を推論する研究分野だ。現代進化学がたどってきた歴史的文脈の流れに注目しつつ,いままさに展開されつつある進化研究の最前線を読む。

三中信宏 編

【訂正とお詫び】

 

目次

 各章の内容紹介

 

Prologue

現代進化学の水脈をたどる旅  三中信宏

進化生物学のいまを知るための文献リスト

 

CHAPTER1  進化的に生物を見るまなざし

進化論の150年  G. スティックス

ダーウィンと現代思想  E. マイア

生物の種とは何か  C. ジンマー

世界を束ねる進化の系統樹  茂木健一郎×三中信宏

 

CHAPTER 2 生物多様性とゲノム進化との関わり

ゲノムから見た自然選択のパワー  H. A. オール

多様性の源 複雑な生物を生む力  D. M. キングズレー

生物の形を決める遺伝子スイッチ  S. B. キャロル/B. プリュドム/N. ゴンペル

カリブのトカゲが語る進化の謎  J. B. ロソス

 

CHAPTER 3 地球は今も昔も進化の舞台

鯨骨生物群集は進化の 飛び石”?  中島林彦/藤原義弘

深海底のロストシティーが語る 生命の起源  A. S. ブラッドリー

葉緑体進化のダイナミズム 小さな藻類の数奇な物語  堀口健雄

超大陸分裂で淡水魚が進化  編集部

から四肢動物へ 見えてきた上陸前後の変化  J. A. クラック

超大陸分裂と恐竜の進化  中島林彦/冨田幸光

 

CHAPTER 4 ヒトの来し方と行く末について

人類の系図  K. ウォン

人間の由来と病気  高畑尚之

現代人の進化  J. K. プリチャード

実社会に生きる進化生物学  D. P. ミンデル

三中信宏(みなか・のぶひろ)
1958年,京都市生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。博士(農学)。農業環境技術研究所・生態計測研 究領域上席研究員,東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専門は進化生物学,生物統計学。『生物統計学』(東京 大学出版会,1997年),『系統樹思考の世界』(講談社現代新書,2006年),『分類思考の世界』(講談社現代新書, 2009年),『過去を復元する』(訳書,エリオット・ソーバー著,勁草書房,2010年),『進化思考の世界』(NHKブッ クス,2010年),『文化系統学への招待 文化の進化パターンを探る』(中尾央と共編著,勁草書房,2012年)など著 訳書多数。生物であろうが,家系図であろうが,系統樹を見たら手に取らずにはいられない,情熱的な「ツリー(系統 樹)ハンター」として知られる