iPS細胞とは何か,何ができるのか

日経サイエンス編集部 編

2012年12月20日 新書判 18.2cm×10.3cm 192ページ ISBN978-4-532-52066-3

850円+税

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 山中伸弥教授へのインタビューや日経サイエンスに掲載したiPS細胞の過去関連論文に,書き下ろし記事を加えて新書判で緊急出版しました。
 iPS細胞の基本の基本から応用の可能性や産業界への影響,最新の研究内容まで幅広く解説。よく知りたい人にはわかりやすく,深く知りたい人にも読み応えのある一冊です。

日経サイエンス編集部 編

目次

 

はじめに

 

Ⅰ iPS細胞とは何か

 

1 ノーベル賞決定の興奮

山中伸弥教授の決意/異例のスピード受賞

 

2 iPS細胞とはこうしてできた

細胞「若返り」の為の戦略/常識はずれの実験/四つの遺伝子を特定/ガードン教授の実験/ES細胞との出会い/ES細胞の抱える限界

コラム 新たな倫理問題が浮上

 

3 再生医療への応用

網膜再生が第一号に?/血小板を作って血液不足を解消/脊髄損傷の治療も可能に/立体臓器への道/動き出す「iPS細胞バンク」/病気をiPS細胞で再現/神経の病気で相次ぐ成果

コラム ダイレクト・リプログラミングで時間を短縮

コラム 絶滅危惧種を復活!?

 

4 近づく実用化

国の予算を重点配分/実用化ロードマップを見直し/iPS細胞特許の行方

 

 

 

Ⅱ iPS細胞で何ができるのか

 

1 生命のプログラムを巻き戻す

成人の細胞を初期化する/自分の細胞で移植臓器を作る/発病を実験室でシミュレーション/サラブレッドではなかった/臨床に使える万能細胞/デッドヒートの始まり/先端科学を患者に

コラム 細胞の初期化はどのように起きるか

コラム 技術の囲い込みを防げ

2 iPS細胞を医療に生かす

歓迎されたトップニュース/ドリーからiPS細胞へ/どこまでわかっている?/まずは安全性の確認/患者のもとに届けるには/先行する組織幹細胞/水路を作るための道具/行政側もサポート/望む! 予想外の進展/細胞はなぜ分化するのか/長年の疑問に終止符/卵の不思議な力の正体は?

コラム 再生医療の担い手たち——iPS細胞・ES細胞・組織幹細胞

コラム より安全なiPS細胞を目指して

コラム 再生医療のゴール——臓器づくりを目指して

コラム ゲノムを初期化する——リプログラミングとエピジェネティクス

 

3 ES細胞からiPS細胞へ

世界が驚愕した研究/胚が持つ万能性/万能性の証明/癒やしの細胞/残る課題と大きな希望

 

4 iPS細胞が変える難病研究

「重要なお願い」/幹細胞の新たな役割/高齢者の細胞でも/時間との闘い/

コラム 天からの蜘蛛の糸を生かすには

 

5 オールジャパン体制で挑む

内外の研究グループが集結/すべての病気の治療に役立つ/安全性の確認に必要なのは

 

6 期待される創薬への貢献

ヒト細胞が安定して入手可能胃に/細胞塊から“心電図”/心筋細胞ネットワーク心臓での反応を再現/iPS細胞で個別化医療

コラム 病態モデルへの応用も

コラム 産業化に向けiPS細胞の評価基準を

 

 

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