日経サイエンスは米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版です。
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双子の冒険(6) ドアの向こうに何がある?
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双子の冒険(6)
ドアの向こうに何がある?
デニス・シャシャ
問題1.
アシスタントの1人にクロエと同じドアを覗かせ,もう1人に別のドアを覗かせるといい。クロエと同じドアを覗いたアシスタントが本当のことを言うようなら,もう1人がウソを言っているとわかる。逆に,クロエと同じドアを覗いたアシスタントがウソを言うようなら,もう1人の言うことは信用できる。いずれにしても,どれが当たりのドアかわかる。
問題2.
アシスタントの2人には,クロエと同じドアを覗くように言い,もう1人に別のドアを覗かせればよい。2人ともウソをつくようなら,3人目の言うことは本当。2人とも本当のことを言うようなら,3人目の言うことはウソだ。同じドアを覗いた2人の答えが食い違うようなら,3人目は条件つきウソつきだから,この状況下では,その答えは信用できる。
読者からの別解答
読者の埼玉県の森脇浩一さんから別解をいただいた。面白い答えなので紹介しよう。
クロエ自身はドア1を覗き,助手には3人ともドア2を覗かせる。この場合,「条件つきウソつき」は必ずウソをつくので,3人の答えはウソをつく2人と正しい1人に分かれる。これでドア1,2について正しい情報が得られるので,当たりのドアがわかる。
坂井公(さかい・こう)
筑波大学数学系助教授。専門は計算機科学。
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