日経サイエンスは米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版です。
HOME
定期購読お申し込み
メールニュース登録
登録内容の変更
よくある質問
ご意見・お問い合わせ
サイトマップ
HOME
>
パズリング・アドベンチャー
> 完璧なビリヤード台
最新号の紹介
NEWS SCAN
ミニ情報
講演会・研究者募集・研究助成など
新刊ガイド
学ぶ・遊ぶ
科学読み物・ゲーム・パズル
英語で読む日経サイエンス
原文 vs. 翻訳記事
定期購読
バックナンバー
別冊日経サイエンス・本
DVD・CD-ROM
本誌専用バインダー
記事ダウンロード
ご購入のご案内
ショッピングカートを見る
取扱書店一覧
図書目録お申し込み
検索方法はこちら
サイト内検索結果に戻る
完璧なビリヤード台
デニス・シャシャ
読者の皆さんにビリヤードを楽しんでいただこう。使うのは特製ビリヤード台で,長さ3m,幅1mだ。台は完璧に設計されていて,球がクッションにぶつかって跳ね返るときは,入射角と反射角が完全に等しい。さらに,台は短い辺が南北,長い辺が東西になるように設置してある。球の位置を座標(x,y)で表すことにしよう。xは台の西端からの距離,yは南端からの距離で,単位はmだ。ポケットは4隅に1つずつあるだけで,辺上にはない。
今,座標(2,0)にある球を突いて,南西の隅,すなわち座標(0,0)のポケットに入れたいのだが,別の球が邪魔をしているので,直接に狙うことができないとしよう。代わりのコースの中で最も簡単なのは,
図a
のように,北のクッションに1回だけ反射させて入れる方法だろう。球を北西の方向に(つまり傾き−1で)突けば,座標(1,1)で北のクッションにぶつかり,そのままポケットに滑り込む。
クッションに3回反射させた後,ポケットに入るようなショットも簡単だ。
図b
のように,球を北北西に向けて(傾き−2で)突けばよい。球は,座標(1.5,1),(1,0),(0.5,1)で反射したあとポケットに入る。
クッションにちょうど2回反射したあと,ポケットに入れるにはどうすればいいだろう? そんな芸当はできっこないと,誰かが大金を賭けたとしよう。どのような角度で球を突けば,賭けに勝てるだろうか?
坂井公(さかい・こう)
筑波大学数学系助教授,理学博士。
専門は計算機科学。
Dennis E. Shasha
ニューヨーク大学クーラント研究所教授。
専門は計算機科学。
原題名
Perfect Billiards
(SCIENTIFIC AMERICAN November 2002)
会社案内
|
「日経サイエンス」はこんな雑誌
|
個人情報の取り扱いについて
|
Copyright 2005 NIKKEI SCIENCE Inc., all rights reserved