日経サイエンス 2008年1月号

特集:宇宙時代 次の50年

2007年11月24日 A4変型判 27.6cm×20.6cm

1,429円+税

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  • セブンアンドワイ

編集部から一言

 旧ソ連の人工衛星スプートニクが宇宙に行ってから50年。その間に私たちの宇宙観,地球観は大きく変わりました。では,次の50年は?今月号の特集では,今後の50年で何が焦点になるのかを探ります。身近な話題としては「ビタミンD」がおすすめ。丈夫な骨づくりに大事なのは有名ですが,実はがんや感染症,自己免疫疾患を防ぐのにも大事とわかってきました。しかも,温帯のたいていの人は,その効用を得るにはビタミンDが不足しているというのです。ほかには,次世代技術として期待されるスピントロニクスの素材として,ダイヤモンドがきわめて有望という話題や,葉緑体の進化,自宅でも使えそうな病原体検出チップの話題など。

宇宙科学

特集:宇宙時代 次の50年

 

宇宙時代 次の50年  S. アシュレー/G. マッサー

 

オリオン宇宙船 月へ,その先へ  C. ディンゲル/W. A. ジョーンズ/J. クレーマー=ホワイト

 

目指すべき5つのゴール  G. マッサー

 

日本の将来計画 金星と水星,再び月・小惑星へ  中島林彦

 

イトカワが語る小惑星の世界  吉川真

 

宇宙を知り,地球を考える  KOSMOSフォーラム「宇宙と地球」より

 

 

 

生物学

ビタミンDの多彩な効用 がんや感染症にも  L. E. タベラ=メンドーサ/J. H. ホワイト

 

物理学

ダイヤモンドで実現するスピントロニクス  D. D. オーシャロム/R. エプスタイン/R. ハンソン

 

進化

葉緑体進化のダイナミズム 小さな藻類の数奇な物語  堀口健雄

 

技術革新

チップになった検査ラボ  C. Q. チョエ

 

 

てれすこーぷ

 虫の眼,鳥の眼  岡田義光(防災科学技術研究所理事長)

サイエンス考古学

 不確定性原理/オキアミ/ファルマンの飛行/ヒツジの毛刈り/夜を昼へ/オカルトと科学/ブラックヒルズ

Updates

 ヘリウム危機の影/火星探査車,頑張る/エイズに新薬登場/インフルエンザ治療の標的

NEWS SCAN

暗黒物質が示すはっきりしない謎/海図なき鉄散布計画/陸地が沈まずにすんでいる理由/素直に真似た細胞モデル/危険な橋に“バンドエイド”/ゴリラに似た類人猿化石/究極の省エネ型モーター/ナノチューブ配線に一歩/反物質入りの分子ビデオで体外離脱親星の巨大化を生き延びた惑星/オゾンホールの縮小  ほか

茂木健一郎と愉しむ 科学のクオリア

 ノンフィクションでクオリアを突き止める  ゲスト:最相葉月(ノンフィクションライター)

ウソかマコトか?

 ヘルメットを着けて自転車に乗ると車を引き寄せちゃう?

いまどき科学世評

 大学人と企業人 鉄腕投手に学べ  塩谷喜雄

個性派 ミュージアム巡礼

 大英自然史博物館トリング分館  文・写真:キュラトゥス

現代からくり拝見

 地熱エネルギー利用

TREND

 エコに進化する未来カー/安全の値段

BOOK REVIEW

 『迷惑な進化』

 『そして世界に不確定性がもたらされた』

 <連載>森山和道の読書日記 ほか

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