日経サイエンス  2011年6月号

特集:マグニチュード9.0の衝撃

国史が語る千年前の大地動乱

中島林彦(編集部)

 平安時代前期の貞観11年(869年),陸奥国(東北地方の太平洋側の地域)で大地震「貞観地震」が起きた。実は860年頃から四半世紀の間に,貞観地震のほか,関東大地震,南海地震などの大地震が発生し,富士山が噴火した。2011年3月11日に三陸沖を震源として起きた巨大地震は,貞観地震,貞観津波の再来とも言われる。だとすると,現在の日本は,この平安時代前期の状況に近いのかもしれない。国史『日本三代実録』から当時の大地動乱の模様を紹介する。

 

再録:別冊日経サイエンス183「震災と原発」

再録:別冊日経サイエンス217 「大地震と大噴火 日本列島の地下を探る」

 

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