2人は宇宙膨張の歴史を探る研究を先導してきた。リースは宇宙望遠鏡科学研究所(ハッブル宇宙望遠鏡の運営主体)の天文学者で,同時にジョンズ・ホプキンズ大学で物理学と天文学の非常勤准教授を務めている。1998年,加速膨張の発見を報告した高赤方偏移超新星探索チームの論文では代表執筆者となった。ターナーはシカゴ大学のローナー記念講座教授で,全米科学財団で数学と物理学部門の副部長を務めている。彼は1995年にクラウス(Lawrence
M. Krauss)と共同で執筆した論文で宇宙膨張の加速を予言していた。「暗黒エネルギー」という言葉の生みの親でもある。