What’s New

しなやか変形マシン登場

 古代から使われている弓はきわめて優れた道具だ。弓を引くと弾性エネルギーがゆっくりと蓄えられ,それが一気に解放されて矢を放つ。構造は単純で,繰り返し正確に機能する。一方,現代の機械は,自動車のワイパーのように変形しながら … 続きを読む

カテゴリ 2014年8月号, 記事

バーチャル細胞 生命宿る

 細胞のあらゆる遺伝子と分子の機能を網羅したコンピューターモデルができれば,生物の研究方法や理解の仕方,設計方法が大きく変わる。ヒトの細胞の多くは培養不能で現時点では実験ができないが,そうした実験をコンピューター上で実行 … 続きを読む

カテゴリ 2014年8月号, 記事

フロントランナー 挑戦する科学者

目次   はじめに   1. 宇宙・世界を理解する 大栗博司 浅井祥仁 羽澄昌史 山田哲哉 超弦理論で世界の成り立ちを探るヒッグス粒子を追い求めて 素粒子研究を礎に宇宙の〝うぶ声〞を探る 「はやぶさ」 … 続きを読む

カテゴリ 別冊・本

蜂蜜がとぐろを巻く謎

 蜂蜜などの粘性流体を何かの表面に垂らすと,螺旋状にコイルを巻いて,小さな編み籠のような形ができる。誰もが見たことのある造形だが,このプロセスが物理的に詳しく調べられるようになったのは近年のことで,予想外に複雑な現象であ … 続きを読む

カテゴリ 2014年8月号, 記事

積分法前史 「カヴァリエリの原理」をめぐる知られざる宗教論争

 17世紀,イタリアの数学者カヴァリエリは平面が無数の直線からできており,立体は無数の平面からできていると提唱した。こうした「不可分要素」を用いて長さや面積,体積を計算できるという主張で,後の積分法につながる考え方だ。こ … 続きを読む

カテゴリ 2014年8月号, 記事

STAP細胞の正体

STAP細胞とは何だったのか。    理研統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員による公開の遺伝子配列データの再解析と,共著者の若山照彦山梨大学教授が第三者機関に委託して行ったSTAP幹細胞の調査結果は … 続きを読む

カテゴリ 2014年8月号, 記事

量子の過去と未来

 大学で授業をしていると,量子力学の基本問題に関わるところに来ると学生の関心が高まるのを実感する。アインシュタイン・ポドルスキー・ローゼン(EPR)パラドクス,ベルの不等式の破れ,アスペの実験といった,量子力学の本質を問 … 続きを読む

カテゴリ 記事

日経サイエンス 2014年8月号

素粒子物理学 特集:素粒子論の危機   崖っぷちの超対称性理論  J. リッケン/M. シュピロピュリュ   問われる究極理論への道筋  中島林彦/協力:浅井祥仁     研究倫理 … 続きを読む

カテゴリ 2014年8月号, 雑誌

色模様反転装置(解答)

 最初に答えだけを述べるなら,次のようになる。まず,1マスだけ色を反転するのは,そのマスがどこにあろうと不可能である。2マスだけ色を反転するのは,全体が3×4以上で,その2マスが縦にも横にも3の倍数マス分隔たっていれば可 … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, パズルの国のアリスー解答

てんかん治療にマリファナ成分〜日経サイエンス2014年7月号より

米国で臨床試験が計画されている    てんかんの発作を軽減するために代替医薬を使う例が米国で増えている。問題の代替薬は大麻(Cannabis sativa)だ。米国には標準的な抗けいれん薬が効かない「難治性てん … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, News Scan

【号外】STAP細胞 元細胞の由来,論文と矛盾

日経サイエンス  理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが作ったSTAP細胞の一部が,論文に記したような新生児マウスの細胞から作ったものではないことが,理研の内部資料から明らかになった。小保方氏らが論文とともに公開した … 続きを読む

カテゴリ きょうの日経サイエンス

投稿日 2014年6月11日

The Genetic Geography of the Brain / 脳の遺伝子アトラス

As you read these words, your eyes scan the page, picking up patterns to which your mind assigns meaning. Meanwhile your heart contracts and relaxes, your diaphragm rises and drops to control your bre … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, 英語で読む日経サイエンス

別冊199 量子の逆説

PROLOGUE 量子の過去と未来  細谷曉夫   CHAPTER 1 不確定性原理 光子の逆説  谷村省吾 不確定性原理の再出発  古田彩 物理学の常識に挑む数学者  古田彩 進化する不確定性原理  古田彩 … 続きを読む

カテゴリ 別冊・本

さなぎの浮き船〜日経サイエンス2014年7月号より

子供たちを筏にして洪水を脱するアリがいる    「アリの巣は露一滴で大洪水」という言い回しがあるが,洪水がよく起こる氾濫原にすむアリにとっては露一滴などまるで問題ではない。ある種のアリは本物の洪水がやってくると … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, News Scan

鳴き声聞けば百戦危うからず〜日経サイエンス2014年7月号より

雄ジカはライバルの求愛コールを聞いて疲労度を判断しているらしい    オスのダマジカは周囲をはばかることなく交尾相手となるメスを探す。繁殖期になると1時間に3000回も求愛の鳴き声を上げる。この鳴き声には2つの … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, News Scan