CVCCVC
ボール シンポジウム'00
ボール シンポジウム'99
ボール シンポジウム'98
ボール 第6回入選作品
ボール 第5回入選作品
ボール 第4回入選作品
ボール 第3回入選作品
ボール 第2回入選作品
ボール 第1回入選作品
ボール 応募要項
ボール 審査講評
ボール 資料請求
ボール CVCトップページへ
ボール 日経サイエンスTopPageへ
日経サイエンス連載!
可視化の最前線
ビジュアルフロント
ビジュアリゼーションへの提言
VTS
◆入選◆
プラズマ装置磁界設計のためのシミュレーションと可視化の研究
井門俊治(いど・しゅんじ)
  埼玉大学工学部機能材料工学科 助教授
高橋幹彦(たかはし・みきひこ)
  埼玉大学大学院理工学研究科 博士前期課程
川嶋政規(かわしま・まさのり)
  埼玉大学大学院理工学研究科 博士前期課程
廣瀬竜介(ひろせ・りゅうすけ)
  埼玉大学大学院理工学研究科 博士前期課程
図1 図1  
図2 図2  
 プラズマ装置における磁界の制御を行うことは,プラズマを効率良く生成・制御するために重要な課題である。このため,装置中の磁界形状とプラズマを可視化し,解析することが試みられている。本研究では,プラズマ装置における磁界解析およびプラズマ生成・制御に関して計算機シミュレーションを行い,3次元可視化表示を行った。また,アニメーションを用いて時間発展的な現象の解明も行った。プラズマ装置としてはマグネトロン・スパッタリング装置とイオン源装置を対象とした。3 次元可視化及びアニメーションにおいては,AVS,OpenGLプログラミング,VRMLプログラミングを用いた。
 強磁性体ターゲットを用いたマグネトロンスパッタリング装置内で,ターゲットと同じ強磁性体材料をターゲット上に載せることで磁界の制御を行い,プラズマの生成過程について解析を行った。強磁性体材料をターゲット上に配置することで,電子の閉じ込めが良くなっていることがよく分る(図1)。
 負イオン源装置において,永久磁石により周りを囲まれたプラズマ生成装置において,電子のドリフト運動を時間発展的に調べた。その様子を図 2 に示す。ドリフトは,磁界の強さの空間的な違いにより引き起こされる。Z 正方向に移動する球(電子)は青,負方向に移動する球は赤で表示している。端の壁まできた球は壁に沿って移動し,その後再び長手(Z)方向に運動を始める。電子の分布の偏りをドリフト運動の結果として3 次元的かつ動的に把握することが可能となった。