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◆入選◆
海洋音響トモグラフィーによる三次元水温分布の時間変化の観測
中埜岩男(なかの・いわお)
  海洋科学技術センター 海洋観測研究部 研究主幹
中村敏明(なかむら・としあき)
  海洋科学技術センター 海洋観測研究部 研究副主幹
藤森英俊(ふじもり・ひでとし)
  海洋科学技術センター 海洋観測研究部 研究員
袁 剛(えん・ごう)
  地球フロンティア研究システム 研究員
茨田和生(ばらだ・かずお)
  沖電気工業(株) パブリックビジネスグループ 測機事業部 システム技術部
前島芳充(まえじま・よしみつ)
  (株)沖システック東海 測機技術チーム
鴨志田隆(かもしだ・たかし)
  沖電気工業(株)研究開発本部 電子通信システム研究所地球情報処理プロジェクト
賀谷彰夫(かや・あきお)
  沖電気工業(株)研究開発本部 電子通信システム研究所地球情報処理プロジェクト
    写真1
 1997年に完成した1000km四方の海域をリアルタイムで観測可能な海洋音響トモグラフィーシステムを黒潮続流域に展開し,トモグラフィー観測を実施した。この観測中,衛星通信によりリアルタイムで得られた観測データを専用解析システムおよびスーパーコンピューターを駆使して解析し,1997年7月20日から9月20日までの6時間毎の三次元水温分布図を得た。上図に8月1日から9月20日までの10日毎の水温分布図を示す。これらの水温分布図を時間順に追ってみると,黒潮続流がこの海域で大きく蛇行している様子,東経146°付近にある暖水域が時間とともに徐々に北上,南下する様子,北緯34°東経150°付近に見られる冷水渦が強くなったり弱くなったりしている様子が一目瞭然である。