★佳作7
「安定成層流中の地形効果」
●内田孝紀(うちだ・たかのり)
九州大学 大学院 総合理工学研究科 大気海洋環境システム学専攻
博士課程 大屋研究室
中立流
安定成層流

より強い安定成層流
地表面から高度約1kmの大気層は大気境界層と呼ばれ,鉛直方向に密度が変化する成層状態にある。大気境界層はその安定度に依存して対流現象が活発な昼間の対流混合層,弱く散発的な乱れを伴った静的に安定な夜間の安定成層および強風時の中立成層に大別される。特に,地形を過ぎる安定成層流では浮力効果が顕著となり,内部重力波(地形の風下側に生じるものを“風下波”と言う)や地形を迂回する流れ等の様々な波動・流動現象が出現する。本研究では,このような安定成層流中の地形効果による流れの特性を把握するために差分法により数値シミュレーションを行った。地形下流の風下波や循環流等が流れ場を可視化することで再現されている。
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