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★佳作6
「K/T-インパクトによる津波の発生・伝播シミュレーション」

津波数値解析グループ

東北大学 工学部 附属災害制御研究センター 津波工学研究分野
●今村文彦(いまむら・ふみひこ)助教授
●首藤伸夫(しゅとう・のぶお)教授

(株)大林組 技術研究所 数値解析研究室
●表 佑太郎(おもて・ゆうたろう)室長
●藤澤康雄(ふじさわ・やすお)主任研究員
●津久井啓介(つくい・けいすけ)研究員
●似鳥みはる(にたとり・みはる)研究員



 白亜紀末期に発生した大隕石が地球の生態系に影響を与えたことは最近の研究で指摘されている。これはK/Tインパクトと呼ばれて,衝突による直接的な破壊や大気へ放出されたちりによる気候変動だけではなく,衝突時に発生した津波もこの生態系変化に大きな役割を持ったと言われている。本シミュレーションは,残されたクレータの規模から推定されている大隕石を想定し,独自に開発された地球座標系の津波数値モデルと可視化技術を用いて実施された。数値計算に必要な当時の地形は,様々なデータを駆使して全地球における現在の地形から作成した。津波シミュレーションは,衝突時の津波発生から大西洋を伝播しヨーロッパに至る過程を再現している。