★佳作4
「気泡流の数値シミュレーション」
●水谷 悟(みずたに・さとる)
キリンビール株式会社 基盤技術研究所
ビールの泡が容器の中を上昇していく際に,気泡の上昇に伴ってビールの流れがどの様に乱れ,容器壁面からの冷却で温度(タンク内の温度分布はビールの味に最も影響を及ぼす重要な因子の一つである)がどの様に変化していくのかを知るために,流体力学の基礎方程式であるNavier-Stokes式を用いて気液二相流の数値シミュレーションを行い,その結果の可視化を行った。可視化は,現象を視覚的に捕らえることにより,より理解しやすくする為に行うものである。ここで示した動画においては,気泡上昇により,液体の流れが三次元的に螺旋構造を取ったり,ときどき大きくその三次元構造が乱れ,うねっている様子がまるで現実であるかの如く観察出来る。
|