★佳作2
「ガスタービン燃焼器の数値解析」
●横野泰之(よこの・やすゆき)
株式会社東芝 研究開発センター
火力発電に用いられるガスタービン燃焼器の低Nox化を目的として,数値解析により拡散燃焼器と予混合燃焼を取り入れたドライ低NOx燃焼器の内部を比較した。非定常解析の結果はAVSにより可視化し,QuickTimeフォーマットでデジタルアニメーションとして記録した。拡散燃焼器では壁近傍で温度が低く中心軸上に局所的な高温領域が存在するのに対し,ドライ低NOx燃焼器では燃焼器内ほぼ全域に温度分布が広がり,高温になるほど発生量が多いNOx生成の面で優れていることがわかる。定量的な検討は今後の課題だが,これまで全く内部現象をつかめなかった設計者にとってはこの可視化は有益な情報となり,新たなイマジネーションによる新設計が期待される。
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