タグ : 重力波

重力波望遠鏡KAGRA始動

岐阜県の神岡鉱山の地下で建設が進んでいた重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)の準備が整い,間もなく運用が始まる。米欧の既存3基に加えた4基体制になることで,重力波の発生源となった天体の特定などが大きく前進するだろう。この種の … 続きを読む

カテゴリ 2020年2月号, 記事

中性子星の中はどうなっているか

 中性子星は太陽の20倍のサイズの恒星が超新星爆発した後にできる小さな高密度天体だ。その内部では重力で押しつぶされた陽子と電子が融合して中性子になっているが,それらがどのような形態を取っているかは長い間謎だった。2017 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

インフレーション理論は盤石か?

宇宙最古の光である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)に関する最新の観測結果は,宇宙初期に空間が指数関数的に膨張したとするインフレーション理論に疑問を投げかけている。インフレーションは観測された背景放射の温度揺らぎのパターン … 続きを読む

カテゴリ 2017年6月号, 記事

ビッグバンから上がるのろし 原始重力波に挑む

 重力波望遠鏡LIGOが重力波を直接観測したことで改めて注目されそうな分野がある。「原始重力波」だ。LIGOや日本の重力波望遠鏡KAGRAが狙う重力波は物質の加速度運動によって生じるタイプ。ブラックホール連星の合体や中性 … 続きを読む

カテゴリ 2016年5月号, 記事

インフレーション理論は完全か

 宇宙が137億年前のビッグバンで始まった,というのはいまや多くの人がご存じの定説だ。誕生直後の宇宙が光速を超える猛烈な勢いで急膨張したという「インフレーション理論」も現代宇宙論を支える定説──と本誌の読者は考えているは … 続きを読む

カテゴリ 2011年7月号, 記事

新たな不確定性原理を求めて

 原子の中の電子などの振る舞いを説明する量子力学。その根本にあるのが今から約80年前に提唱されたハイゼンベルクの「不確定性原理」だ。だが,極微の世界はいまだ完全には解明されず,研究の進展によって,不動と思われていた不確定 … 続きを読む

カテゴリ 2007年4月号, 記事

特集:アインシュタイン 偉大なる遺産

 アインシュタイン(Albert Einstein)は20世紀の物理学の象徴として,いまも私たちの前にいる。彼の研究成果は人々の世界観を決定的に変えた。特殊相対性理論によって時間と空間の絶対性を完全に否定したほか,関係式 … 続きを読む

カテゴリ 2004年12月号, 記事

物理学の常識に挑む数学者 小澤正直

 「ハイゼンベルクの不確定性原理は,破ることができる」。数学者,小澤正直は,80年間に亘って信じられてきた現代物理学の基本中の基本を静かに,だがきっぱりと否定する。    1927年にウェルナー・ハイゼンベルク … 続きを読む

カテゴリ 2004年9月号, 記事