タグ : 進化

認識能力の起源を探る

私たちには生まれた時から,誰に教わらなくてもできることがたくさんある。顔の認識はその1つだ。赤ちゃんがまわりの大人の顔をじっと見つめるのは,目に映る景色の中から顔を検出できている証拠だ。顔認識のプログラムを内蔵したスマー … 続きを読む

カテゴリ 2019年7月号, 記事

歯が語る人類祖先の食生活

 化石歯の化学分析と,化石歯に残った微小摩耗痕,つまり微小な引っかき傷やくぼみを調べることで,私たちの祖先が実際に何を食べていたのかが明らかになってきた。人類の食事はその進化とともに多様化していったようだ。こうした食事に … 続きを読む

カテゴリ 2019年1月号, 記事

都市が変える生物進化

カタツムリやタンポポ,魚など様々な生物が,驚くべき新たな方法で都市環境に適応しつつある。多くのケースで,その進化のスピードは自然環境で起こると思われる変化よりも速い。世界中の都市は同じような進化圧を呈しているので,そこに … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

戦争は人間の本能か

ヒトはなぜ戦争をするのだろうか。個人的な殺人ではない,組織を作ってほかの集団のメンバーを殺す「戦争」という行動は,ヒトという種が進化の過程で獲得した生来の性質によって引き起こされるのか,それとも文化や社会が発達し条件が整 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

モラルを生んだ生存競争

人間のモラル(徳性)の種がまかれたのは約40万年前,人々が狩猟採集生活で協働を始めたときだった。協力的相互関係は,集団の他のメンバーに対する尊重と公正さを育んだ。その後,人口の増加によって集団アイデンティティーが強固にな … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

ヒトがヒトを進化させた

大抵の人は,人間は特別な生物であり,他の動物とはまったく異なるのだと考えている。科学者たちはむしろ,長くホモ・サピエンスの独自性を認めることには慎重だったが,近年,人間が本当に驚くべき種であることを示す信頼に足る科学的デ … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 最新号の紹介, 記事

トリヴァース=ウィラード仮説の証拠〜日経サイエンス2018年9月号より

青とピンクのリュックサックの販売データを解析   親は状況によって,どちらか片方の性別の子供を優遇する傾向にある──というのが,進化生物学の教えだ。最近,色別のリュックサックの売り上げデータを使った研究によって … 続きを読む

カテゴリ 2018年9月号, News Scan

覇者への意外な道

1億5000万年以上にわたって地球を支配していた恐竜。彼らはスピードや敏捷性,代謝,知能の面で非常に優れていたので,出現するや否やライバルを打ち負かして世界中に広がったとするのが従来の見方だ。だが,新たな化石の発見と解析 … 続きを読む

カテゴリ 2018年9月号, 記事

がん細胞の系統樹が明かした変異のシナリオ

がん細胞に遺伝子変異がしだいに蓄積し,あるところで転移能力を獲得していっそう悪性化する──という従来の線形モデルは誤りらしい。がん細胞の遺伝子変異を進化系統樹に表す新たな研究から,早い段階で生じた変異が,原発腫瘍と転移腫 … 続きを読む

カテゴリ 2018年8月号, 記事

貝殻の数理 美しい形ができるまで

貝類は対数螺旋の渦巻きや規則的なトゲなど,数学的正確さを備えた複雑な形の殻を作り出している。だが,貝は数学など何も知らない。いったいどのようにして,これらの精巧なパターンを作り出しているのか? 数理モデルに基づく著者たち … 続きを読む

カテゴリ 2018年7月号, 記事

The Baddest Bite / 地上最強のアゴ

On a scorching summer day in Darwin, Australia, I stood 10 feet abreast of a 17-foot-long, 1,200-pound adult male saltwater crocodile—the world’s largest reptile. It stared me down with eerie, cat … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 英語で読む日経サイエンス

地上最強のアゴ

ワニは現生動物のなかで噛む力が最も強い。著者たちはワニの“かみつく力”を測るスリル満点の研究を行い,水辺の環境を何千万年も支配してきた摂食生体力学を解明,その進化を読み解いた。また,これらのデータを用いて恐竜ティラノサウ … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

How Snakes Came to Slither / ヘビが手足を失ったわけ

A Chinese riddle invites one to guess the identity of runners without a leg, swimmers without a flipper, gliders without a wing. The answer, of course, is snakes. Today more than 3,000 species share a … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 英語で読む日経サイエンス

ヘビが手足を失ったわけ

ヘビの体形は脊椎動物の標準とはかけ離れている。手足のないこの極端な体形はなぜ,どのように進化したのか? 陸に穴を掘ってすむようになる過程で四肢を失ったという説と,海で泳ぐためにこの形質を進化させたという説がある。どちらの … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 記事

社会性と脳の大きさ〜日経サイエンス2018年3月号より

クジラとイルカの社会行動はその脳の大きさに対応している   シャチには群れごとに方言があり,マッコウクジラは互いに子守りをしあい,ハンドウイルカは別種の動物と協力する。最近のNature Ecology and … 続きを読む

カテゴリ 2018年3月号, News Scan