タグ : 自然保護

聖なる森と生きる インドのエコシステムピープル

インドでは古代から原始林の一部を地元民が神々の住みかとして保護してきた。そうした「聖なる森」は植民地時代の資源採取によって荒廃したが,まだ多数が残っており,新設される例もある。地域社会に生態学的利益をもたらすことが再評価 … 続きを読む

カテゴリ 2019年3月号, 記事

ゲノム編集はガラパゴスを救うか

ガラパゴス諸島はゾウガメなど独自の動物で有名だが,実はネズミをはじめ何百種もの外来種が侵入している。外来種の駆除は残酷な作業になる場合が多く,殺鼠剤の散布では家畜や子供を島外に移すなど住民の負担も大きい。より安全な方法と … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

これでいいのか海洋保護区

生物多様性条約を批准ずみの各国は2020年までに自国の領海の10%を海洋保護区とすることで合意している。各国は指定を急いでいるが,その多くは漁業など海洋生物を害する活動がほとんど行われていない海域を指定しており,これでは … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

ミャンマーのエコツーリズム

アウンサンスーチー氏が指導する新政権の発足に象徴されるように,ミャンマーの民主化が近年で急速に進んだ。政治的にも経済的にも世界から長らく切り離されてきたこの国は新時代を迎えている。ただ,国土の近代化に伴って懸念されるのが … 続きを読む

カテゴリ 2016年8月号, 記事

エコツアーに揺れるガラパゴス

ガラパゴス諸島への観光客が急増し,彼らが見に来た生物多様性そのものが脅かされている。1990年代初めに年間4万1000人だった観光客は2013年に初めて20万人を突破し,2015年には22万4000人を超えて記録を更新し … 続きを読む

カテゴリ 2016年6月号, 記事

大きな動物が感染症を抑制〜日経サイエンス2014年10月号より

病気を媒介する小動物が抑えられている    ゾウやガゼルなどの大型哺乳動物が絶滅に向かうと小動物が跡を継ぐと考えられてきた。そして小動物(ネズミが好例)が繁殖すると,病気を媒介するノミの数も増える。最近,このシ … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, News Scan

グレート・バリア・リーフの嘆き

 オーストラリアの海洋学者J.E.N. ヴェロンはサンゴ研究の第一人者で,既知の種の20%以上は彼が発見して報告したものだ。彼の発見はまた,気候変動によって生じた海洋の温度上昇と酸性化がサンゴの白化と死滅にどうつながって … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

飛び立ったコンドル復活計画〜日経サイエンス2012年3月号より

絶滅しかけていたコンドルが劇的な復活を遂げた。 定着を目指してハイテク利用の保護活動が続く    5年ぶりに自然に放たれたカリフォルニアコンドルは,砂岩の崖の上をためらいがちに少し跳びはね,ピンク色の長い首を伸ばして崖を … 続きを読む

カテゴリ 2012年3月号, News Scan

ジェーン・グドール チンパンジーと歩んで50年

 ジェーン・グドールがタンザニアのゴンベで野生チンパンジーの観察を始めてから50年がたった。それまでヒトだけが行うとされていた道具の使用や動物の個体間にも“個性”があるといった,当時の常識を覆すような研究を数多く発表して … 続きを読む

カテゴリ 2011年3月号, 記事

ニッポンバラタナゴを里山に戻す〜日経サイエンス2010年5月号

かつては西日本のかなりの地域で見られたニッポンバラタナゴ今や絶滅危惧種となったこの魚を里山に復活させる試みが始まった    近畿大学農学部の北川忠生講師を中心とする研究グループは絶滅危惧種のニッポンバラタナゴ( … 続きを読む

カテゴリ 2010年5月号, News Scan

象牙の密輸をDNAで追え

 アフリカで,象牙目的のゾウの密猟が後を絶たない。象牙の価格はここ15年で急騰し,最近の中国当局の発表では,小売り価格にして1kg当たり6500ドルに達した。象牙の国際取引は1989年にワシントン条約によって禁止され,い … 続きを読む

カテゴリ 2010年4月号, 記事

クロマグロ危機

マグロと言ってもその種類はさまざまあるが,最高級魚として人気が高いのはクロマグロだ。このクロマグロに今,絶滅の危険が迫っている。   クロマグロはかつて米国ではイヌやネコの餌にしかならないと考えられていたが,寿 … 続きを読む

カテゴリ 2008年6月号, 記事

人間のための自然保護

一見しただけではわからないが,人間の健康と絶滅種の救済は深い関連がある。湿原やマングローブなどの生態系は,暴風雨から人々を守ってくれる。森林やサンゴ礁は食料を提供し,収入をもたらす。ある生態系が傷つけば,資源や観光収入に … 続きを読む

カテゴリ 2008年3月号, 記事

クマが結ぶサケと森

 クマが川岸に集まって産卵期のサケを捕る光景は,北米でもまれにみる壮観だ。このクマは以前から注目を集めてきた。特に漁業関係者などは1940年代後半,クマによるサケの減少という「経済的損失」を軽減するため,アラスカのクマを … 続きを読む

カテゴリ 2006年11月号, 記事

オオカミが変えたイエローストーン国立公園

 1995年の真冬,米国立公園局と魚類野生動物局は14頭のハイイロオオカミ(Canis lupus)をトラックとそりでイエローストーンに運び込んだ。この地のオオカミが20世紀初頭に根絶されて以来,イエローストーンにオオカ … 続きを読む

カテゴリ 2004年9月号, 記事