タグ : 脳

進化の未来

 私たちホモ・サピエンスは果てしなく長い時間をかけて今の姿に進化してきた。これまでの人類は加速的に進化してきた傾向があり,最近の研究によると,過去1万年間の進化の速度は先行人類が猿の祖先から分岐した後のどんな時期よりも1 … 続きを読む

カテゴリ 2009年4月号, 記事

ブレイン・マシン・インターフェース データを脳へダウンロードする

 人間の脳とコンピューターを一体化させ,必要に応じて記憶や外部情報を出し入れできる時代がやって来る!? ──ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の研究はSF小説の世界に現実味が与えるまでに進んできた。やがては,脳 … 続きを読む

カテゴリ 2009年2月号, 記事

知能遺伝子を探して

 人間の「頭のよさ」とは何か。会話や行動から「あの人は頭がいい」ということは誰にでもわかるが,知能とは何かを定義するのは難しい。心理学者はいくつかの検査を組み合わせて調べる知能指数(IQ)によって,知能を定量化しようとし … 続きを読む

カテゴリ 2009年1月号, 記事

ダンスの神経科学

 音楽が聞こえると,足で拍子をとったり,身体を揺らしてリズムをとる人は多い。こうした動きは無意識に生じる本能的なものだが,これができるのは動物界広しといえども人間以外にはいない。リズムをとること,音に合わせて踊ることは, … 続きを読む

カテゴリ 2008年10月号, 記事

何を見てるかお見通し〜日経サイエンス2008年8月号より

 脳の視覚野の活動パターンをもとに,その人が何を見ているのかを判別する方法を,カリフォルニア大学バークレー校の研究グループが開発した。 被験者に一連の画像を見せながら,その脳を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で撮影し, … 続きを読む

カテゴリ 2008年8月号, News Scan

麻酔の科学 脳に働くメカニズム

 現在使われている全身麻酔薬は,中枢神経に作用する薬の中でも最も強力なもので,危険を伴う場合もある。そのため,麻酔科医は患者や手術の内容に合わせて麻酔薬の投与量を調節し,手術中の不測の事態を回避するためにざまざまな機器を … 続きを読む

カテゴリ 2007年10月号, 記事

子育てで賢くなる母の脳

 女性は生まれつき母親なのではない。母親になるのだ。ラットからサル,ヒトまで,ほとんどすべてのメスの哺乳類は,妊娠し母親になると行動が根本的に変化する。それまでひたすら自己の欲求と生存だけを追求していた生物が,子どもの世 … 続きを読む

カテゴリ 2006年4月号, 記事

脳にチップを初めて埋めた男 ホセ・デルガードの早すぎた挑戦

 1970年代初め,エール大学の生理学教室の教授,デルガード(Jose Manuel Rodriguez Delgado)は世界で最も話題となり,かつ論争を巻き起こす神経科学者の1人だった。1970年,New York … 続きを読む

カテゴリ 2006年2月号, 記事

脳を揺さぶる音楽

 音楽にこんなにも心を動かされるのはなぜだろうか。私たちの脳は音楽をどう処理しているのだろうか。脳画像に基づく最新の研究から,その秘密が少しずつ見えてきた。    意外なことに,音楽を処理する特別な「中枢」は存 … 続きを読む

カテゴリ 2005年3月号, 記事

脳をあやつる虫

 私たちは少し謙虚になったほうがよさそうだ。ある種の微生物は動物の脳に寄生し,神経回路を巧妙に操っている。人間にはとても真似できないやり方で……。    細菌や原生動物,ウイルスは私たちの細胞を乗っ取り,私たち … 続きを読む

カテゴリ 2003年6月号, 記事

右脳の天才 サヴァン症候群の謎

 レスリー・レムケは卓越した演奏家だ。14歳のとき,彼は数時間前にテレビで初めて聞いたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を,ためらうことなく完璧に弾きこなしてしまった。レムケはそれまでピアノのレッスンを受けたことがなか … 続きを読む

カテゴリ 2002年9月号, 記事

児童虐待が脳に残す傷

1994年,ボストン警察はロクスベリーにあるアパートの不潔な一室に閉じこめられていた4歳の男の子を助け出した。この子はその部屋で恐ろしく惨めな生活を送っていて,栄養失調になっていた。かわいそうに,その小さな手はひどい火傷 … 続きを読む

カテゴリ 2002年6月号, 記事

ウイリアムズ症候群が明かす脳の謎

 IQ(知能指数)がわずか49の10代の女性に象の絵を描いてもらったところ,何が描いてあるのかはほとんど判別できなかった。ところが,象について話をしてもらうと,その話は印象深く朗々と叙情的でさえあった。「それは長い灰色の … 続きを読む

カテゴリ 1998年3月号, 記事

脳の免疫系を担うミクログリア

 血液中にある白血球は,体を病気から守る免疫系の代表的な細胞 である。しかし,脳には白血球が入らないようになっている。脳に侵入できるのは,病気やけがなどで血管が損傷したときだけで ある。白血球の代わりに脳内で免疫防御を担 … 続きを読む

カテゴリ 1996年1月号, 記事