タグ : 素粒子物理学

クォークの世界を探る新加速器EIC計画

原子核の陽子や中性子は質量とスピンをどこから得ているのか? 意外なことに,よくわかっていない。これらの性質は,構成粒子であるクォークとグルーオンが複雑な相互作用を通じて結びつくなかで生み出されるようだ。その仕組みを理解す … 続きを読む

カテゴリ 2019年9月号, 記事

変容する暗黒エネルギー 超弦理論が示す新たな予想

宇宙の加速膨張をもたらす暗黒エネルギーはエネルギー密度が時間変化しないアインシュタインの「宇宙項」のような存在だと考えられている。ところが超弦理論の研究から,暗黒エネルギーの密度は時間変化するとの予想が得られ,賛否両論を … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

特集:宇宙の暗黒問題

夜空を見上げるとたくさんの星や銀河が輝いているが,宇宙の主役はそうした天体ではない。真の主役は「暗黒」という言葉が冠された2つの正体不明の存在だ。「暗黒エネルギー」と「暗黒物質」と呼ばれる。時空に存在する全てのものはエネ … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

ILC計画正念場

次世代の超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」を日本主導で東北地方の北上山地の地下に建設する計画が検討されているが,昨冬,計画が大幅見直しされた。大型ハドロン衝突型加速器LHCの実験の進展を受け,万物に質量を与え … 続きを読む

カテゴリ 2018年9月号, 記事

Measuring Beauty / ビューティー粒子の崩壊を追え

It is unusual for TV news to open with a story about physics, but it happened on July 4, 2012, when all around the world stations chose to devote prime time to breaking news from Geneva: a search of a … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 英語で読む日経サイエンス

スーパーKEKB始動

素粒子物理の現在の枠組み「標準モデル」を超えた「ポスト標準モデル」の探索が日本でも本格的に始まる。「スーパーKEKB」加速器を用いた「BelleⅡ実験」で,標準モデルを構成する小林・益川理論を検証したKEKB加速器による … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

ビューティー粒子の崩壊を追え

欧州合同原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器LHCで行われているLHCb実験は,未発見の粒子を探索している。極微の世界の物理について新たな真実を明らかにする可能性のある粒子だ。LHCb実験ではそうした新粒 … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

特集 ポスト標準モデルへの手がかり

素粒子物理の枠組みである「標準モデル」は,粒子と反粒子の微妙な違いを説明する「小林・益川理論」と,万物に質量を与える「ヒッグス機構」の正しさが大型加速器を用いた実験で認められたことで最終的に確証された。しかし,標準モデル … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

梶田隆章が語る研究展望

ニュートリノ物理学が大きく前進し始めたのは1998年,ニュートリノが飛行中に種類を変える「ニュートリノ振動」がスーパーカミオカンデで発見されてからだ。以来約20年,ニュートリノ振動を“探針”として使う実験で,ニュートリノ … 続きを読む

カテゴリ 2017年12月号, 記事

日本のハイパーカミオカンデ始動へ

「カミオカンデ」「スーパーカミオカンデ」で世界のニュートリノ研究をリードしてきた日本で,それらに続く第3世代の実験施設「ハイパーカミオカンデ」の計画が固まった。早期着工が期待されている。 ニュートリノが飛行中に種類を変え … 続きを読む

カテゴリ 2017年12月号, 記事

スーパーKEKB,実験準備大詰め〜日経サイエンス2017年6月号より

巨大な検出器を加速器に接続する「ロールイン」に成功   茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)で,次世代の大型加速器「スーパーKEKB(ケックビー)」を用いて,素粒子物理学のフロンティアを開拓する … 続きを読む

カテゴリ 2017年6月号, News Scan

ニュートリノに「CPの破れ」?〜日経サイエンス2016年10月号より

日本主導のT2K実験で突破口が得られた   宇宙誕生時,物質と反物質(粒子と反粒子)は等量生み出されたと考えられるが,現在の宇宙に物質(粒子)しか見られないのはなぜか? この謎を解く新たな手がかりが得られた。日 … 続きを読む

カテゴリ 2016年10月号, News Scan

The Neutron Enigma / 中性子の寿命の謎

Luckily for life on Earth, most matter is not radioactive. We take this fact for granted, but it is actually somewhat surprising because the neutron, one of the two components of atomic nuclei (alon … 続きを読む

カテゴリ 2016年6月号, 英語で読む日経サイエンス

大特集:重力波

  アインシュタインの予言から1世紀を経て重力波が直接観測された。重力波は時空の歪みが波の形で光速で伝わる現象だ。その存在は1970年代,中性子星という超高密度のコンパクトな天体2つからなる連星の観測から間接的 … 続きを読む

カテゴリ 2016年5月号, 記事

アイスキューブ 南極でニュートリノを捉える

 アイスキューブは南極点の氷床深部に建設されたニュートリノ観測施設だ。ニュートリノは物質粒子とほとんど相互作用しないので,通常は氷床中を素通りするが,氷を構成する原子核と,ごくまれに反応して発光現象が起きる。アイスキュー … 続きを読む

カテゴリ 2016年1月号, 記事