タグ : 科学史

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ピルトダウン人の真相

 1912年12月,大英博物館自然史部門の地質学部長ウッドワードはロンドン地質学会の会合の席で,アマチュア考古学者のドーソンがピルトダウンという町の周辺で発見した化石に「エオアントロプス・ドーソニ(ドーソンの曙人)」とい … 続きを読む

カテゴリ 2017年4月号, 記事

米国の望遠鏡ウォーズ

現在,世界で3台の超大型光学望遠鏡の建設が進んでいる。米カーネギー研究所を中心とする巨大マゼラン望遠鏡GMT,カリフォルニア工科大学やカリフォルニア大学,日本の国立天文台などによる30m望遠鏡TMT,欧州南天天文台(ES … 続きを読む

カテゴリ 2016年3月号, 記事

冥界のナビゲーター 棺に描かれた天体運行表

古代エジプト人は夜空の星の動きに格別の注意を払っていた。その観測記録が,約4000年前の棺の内側に表として記されているのが見つかった。特定の星が夜間に東の地平から空に昇る順序を,1週ごと年間にわたって示しているらしい。し … 続きを読む

カテゴリ 2016年2月号, 記事

神がサイコロを振る階層

 「神はサイコロを振らない」というアインシュタインの有名な主張は量子力学に対する強烈な反駁とされてきたが,発言の記録を詳しく調べると,それは誤解であることがわかる。彼は量子力学の非決定性を拒否したのではなく,より深いレベ … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

アインシュタインの脳

 アインシュタインの死後,その脳は病理学者によって勝手に持ち出され,天才と一般人との違いを探る研究に利用されてしまった。知性の源として様々な解剖学的特徴を示す論文も出ているが,確かな成果はなく,むしろ欠点だらけの研究が増 … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

アインシュタインどんな人?

もちろん科学に秀でていたが,科学が彼のすべてではない。   世界市民:アインシュタインは遠慮のない革新主義者で,彼の見解はときには反発を招いた。   気むずかし屋:アインシュタインは歴史上で最も偉大な … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

相対論の広がり

21世紀物理学の最前線は「M理論」や「ド・ジッター宇宙」といった不思議で魅力的な名前の事柄を追究する研究を含んでいる。そしてそれらの努力の多くが,時空のたわみから重力がいかに生じるかを説明したアインシュタインの理論に大き … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

偉大なるミステイク

アインシュタインは彼自身の最も優れたアイデアのいくつかについてその意義を把握し損なったり重要性を見逃したりすることが何度もあった。彼は重力レンズ効果の重要性に気づかず,当初は重力波の実在を疑い,宇宙の膨張をその発見前に予 … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

一般相対論誕生秘話

 アインシュタインは1907年暮れに重力と加速運動が等価であることに気づき,特殊相対論の一般化に踏み出した。完成までの8年は,最初の妻との不和や反ユダヤ主義の高まり,数学者ヒルベルトとの競争など,困難に満ちた人間ドラマだ … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

回顧を超えて 今なぜアインシュタインなのか

 一般相対論はニュートン物理学をひっくり返し,空間と時間の概念を再定義した。創出された新たな研究分野は今も活発に研究されている。またアインシュタインの思考は文化や芸術とも混合し,私たちの世界に消すことのできない無数の影響 … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

巨大分類定理を継承 数学者たちの挑戦

数学に「群論」と呼ばれる一大分野がある。対称性(何かが一連の変換を経た後にもとと同じに見えること)を数学的に探究する学問で,素粒子物理学はじめ多くの科学分野の基礎となっている。この宇宙に見られる対称性が4つのカテゴリーに … 続きを読む

カテゴリ 2015年11月号, 記事

ラマヌジャンの予言

 ラマヌジャン(1887〜1920年)は伝説的なインド人天才数学者で,その直観的なひらめきから「インドの魔術師」の異名を取る。彼が書き残した謎めいた定理と規則の多くは正しいことがわかり,数学にまったくの新分野を切り開いた … 続きを読む

カテゴリ 2014年9月号, 記事

地動説への反論 科学者が革新的アイデアに慎重な理由

 コペルニクスの地動説は現在では常識だが,それまでの長年にわたる見方をひっくり返したため猛烈な反論を食らったことは有名だ。だが当時,実は宗教家だけでなく科学者たちも地動説を受け入れず,ガリレオが望遠鏡による天文観測を始め … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, 記事

ノーベル賞受賞者が書いた化学の歩み

 今年もノーベル賞シーズンがやってきた。10月上旬の科学関連3賞の発表は見逃せないが,過去のノーベル賞研究を読み返してみるのも興味深い。ラジウムを発見したキュリー,導電性高分子の研究で白川英樹博士と共同受賞したマクダイア … 続きを読む

カテゴリ 2013年11月号, 記事

これが天才だ!/天才たちの系譜

  天才とは,そもそもどういう人のことをいうのだろうか? 天才について考えることは,最も魅力的な人々の歴史を呼び起こすことだ。天才とされる代表的な人物について,その業績と特徴を考察してみよう。ずぬけて創造的な人々の知性に … 続きを読む

カテゴリ 2013年6月号, 記事

 

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