タグ : 神経科学

新たな脳画像法fMRE〜日経サイエンス2019年10月号より

fMRIよりもケタ違いに高速   30年近く前,機能的磁気共鳴画像法(fMRI)の発明は行動に応じた脳活動を可視化し,神経科学に革命をもたらした。この技術は空間的には正確だが,速度が大きく限られている。fMRI … 続きを読む

カテゴリ 2019年10月号, News Scan

凄ワザ解剖 動物の暗視能力

薄暗い光のなかで意外にも優れた視覚を発揮する動物がいる。そうした動物は暗くても色がわかる。一部のハチやガ,カエル,ヤモリなどは暗闇で色を検知している。この離れ業は,目からの乏しい入力信号を視覚系のニューロンが最大化するこ … 続きを読む

カテゴリ 2019年10月号, 最新号の紹介, 記事

片目を開けて眠る動物たち 半球睡眠

動物に睡眠は不可欠だが,睡眠中は周囲の環境を認識できなくなり,捕食者に狙われやすくなる。一部の動物はこの問題を解決するため,片方の脳半球が寝ずの番をしながら,他方の脳半球を眠らせる能力を発達させた。

カテゴリ 2019年10月号, 最新号の紹介, 記事

ヒトはどう見分けているか

私たちは顔をどのように識別しているのだろう。著者らは以前,下側頭葉皮質と呼ばれる脳領域にある6個の「顔パッチ」がネットワークをなして顔の識別を行っていることを,マカクザルを使ったfMRI実験で発見していた。そして最近,著 … 続きを読む

カテゴリ 2019年7月号, 記事

躁だけの躁うつ病

うつだけを示す単極性うつ病はあるが,単極性の躁病は独立した診断名としては存在しない。だが米国では,うつに陥ったことなく躁だけを何度も経験する人が数千人はいるとみられる。精神科医の多くは単極性躁病は確かにあると認めながらも … 続きを読む

カテゴリ 2019年7月号, 記事

酔っ払いの記憶〜日経サイエンス2019年5月号より

飲酒と記憶に関する定説に誤りあり   犯罪捜査中の警察官は酔った目撃者からの事情聴取を控えるだろう。だが目撃者の酔いがさめるまで待つのは最善の策ではないかもしれない。たとえ酔っていても,1週間後に比べればよく覚 … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, News Scan

Mind over Meal / 減量手術が明かした腸と脳の関係

For Teresa, the first plate of scrambled eggs was a transcendent experience. The Stanford University Medical Center nurse coordinator, 41 years old at the time, had completely lost her appetite in the … 続きを読む

カテゴリ 2019年4月号, 英語で読む日経サイエンス

減量手術が明かした 腸と脳の関係

重度の肥満を治療する「減量手術」は胃を切り詰めて体重減につなげるのだと考えられてきたが,それだけではないことが判明した。この手術を受けた人では,腸との情報交換に関与している脳領域の活動が活発になり,食欲そのものが変わる。 … 続きを読む

カテゴリ 2019年4月号, 記事

意思を生む脳回路〜日経サイエンス2019年3月号より

エイリアンハンド症候群の研究から見えてきた脳の作用   ダービー(Ryan Darby)は神経科の医学実習生だったころ「エイリアンハンド症候群」という症状を聞き知ってはいたが,実際に患者を診察すると,その行動は … 続きを読む

カテゴリ 2019年3月号, News Scan

Rabies on the Brain / 狂犬病ウイルスで神経網を探索

Historians of medicine have traced the terror that the The Hound of the Baskervilles evoked in Arthur Conan Doyle’s fans to the profound impact of rabies on contemporary British consciousne … 続きを読む

カテゴリ 2019年2月号, 英語で読む日経サイエンス

狂犬病ウイルスで神経網を探索

感染者をほぼ100%死に至らせる狂犬病ウイルス。このウイルスはニューロンからニューロンへと跳び移る能力を持ち,咬傷部から感染動物の脳に移動する。神経科学者はいま,狂犬病ウイルスのこの能力を利用・改良してニューロン間の接続 … 続きを読む

カテゴリ 2019年2月号, 記事

The Seventh Sense / 免疫系が脳を動かす

For decades anatomy textbooks taught that the two most complicated systems in the body—the brain and the immune system—existed in almost complete isolation from each other. By all accounts, the br … 続きを読む

カテゴリ 2019年1月号, 英語で読む日経サイエンス

意識を持つのは人間だけか

人間以外の動物でも苦痛を感じることを示唆する証拠が得られている。例えば,ロブスターやカニは傷つけられたり水から出されたりハサミをもぎ取られたりすると,ストレスホルモンを放出する。また,傷を負ったエビは足を引きずったり傷口 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 最新号の紹介, 記事

Can You Supercharge Your Baby? / 効果ある? 知育玩具

When Seth Pollak’s son was a year old, he and his wife, Jenny Saffran, took a trip to the Babies “R” Us store near their home in Madison, Wis. They wanted to buy a teething ring—nothing specia … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 英語で読む日経サイエンス

犬と猫 アタマの勝負

思考を担っているのは脳の大脳皮質という表層部分だ。動物の皮質ニューロンの数を新たに計数した結果によると,犬は猫に大差で勝る。雑種犬の皮質ニューロンが4億3000万個近いのに対し,猫は2億5000万個だ。他の肉食動物では意 … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 記事