タグ : 社会学

情報操作社会に生きる

人間は生来,感情的な刺激に反応しやすく,もともと持っていた信念あるいは偏見を強めるものなら誤情報でも共有する。ところがソーシャルプラットフォームの設計者たちは,人のつながりは寛容をもたらし,憎しみを緩和すると信じて疑わな … 続きを読む

カテゴリ 2019年12月号, 最新号の紹介, 記事

格差が加速する環境破壊

貧しい人々は環境破壊からより大きな悪影響を被っている。環境の利用ないし乱用によって利益を得る人たちが害を被る人たちよりも経済的・政治的に強い力を持っている場合,この力のアンバランスは環境破壊を助長する結果になる。また,住 … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

不平等が蝕む健康

経済格差は健康の悪化と短命につながる。ただし,その理由は単に医療サービスを受けられないことや栄養不良ではない。貧富の差が大きいと慢性のストレスによる身体各部の劣化が激しくなることが,近年の研究で示された。そうした心理的ス … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

仕組まれた経済 格差拡大の理由

米国の経済格差は特に大きく,先進諸国のなかで実質的に最大だ。以前からの格差に加え,米国の政治システムによって富裕層が政治的影響力を得て自分たちに有利なように法律を変え,不平等を拡大している。政治におけるカネの力を抑えてこ … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

特集:格差を科学する

経済的不平等は貧しい人だけでなく金持ちや中流層にも悪影響を及ぼし,地球環境まで害する。この特集では,格差がもたらす広範な影響について考える。ノーベル経済学者のスティグリッツは米国の経済格差の起源を説明し,是正策を示唆。神 … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

フェイスブック男女格差〜日経サイエンス2019年1月号より

ソーシャルネット利用の男女差は他の男女格差の代理指標となるようだ   ソーシャルメディアは猫の動画や赤ちゃんの写真を伝えるのに加え,有益な人口統計情報をもたらすことがあるようだ。女性によるフェイスブックの使用が … 続きを読む

カテゴリ 2019年1月号, News Scan

データで見る男女格差

男女平等に向けた前進はあるものの,多くの格差が残っていることがデータから示されている。経済的機会と社会的機会に関して,女性はいまだに男性よりも不利な条件に置かれている。国会議員に女性が少ないことなど,こうした男女格差(ジ … 続きを読む

カテゴリ 2018年1月号, 記事

ネット化された霊長類

 ソーシャルメディアのおかげで孤独や退屈を感じることはもうなくなったが,皮肉にも一方では最も近しい人たちへの思いやりが薄れたほか,自分自身と向き合うことすら難しくなっている。マサチューセッツ工科大学の社会学者タークルはこ … 続きを読む

カテゴリ 2014年12月号, 記事

自由意思なき世界

 脳科学の進展に伴い「自由意思は存在しない」との見方が強まっている。人間が意識的に自分をコントロールしていると感じるのは幻であり,実際は無意識の心に突き動かされているという見方だ。一方,人は自由意思の存在を疑うほど,犯罪 … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

性的魅力と掃除・洗濯〜日経サイエンス2013年6月号より

家事をする男はセックスの回数が少ない    女性は家事を手伝ってくれる男性に惹かれるというのが定説だ。だが最近の研究で,どの種の仕事を分担するかによって性的魅力の感じ方が異なるらしいことがわかった。   … 続きを読む

カテゴリ 2013年6月号, News Scan

ニューヨークはいかに犯罪を減らしたか

 犯罪都市ニューヨーク──。かつてはそんなふうに呼ばれていた。1990年代初め,ニューヨークの殺人事件発生率は米国の5大都市(ニューヨーク,シカゴ,ロサンゼルス,ヒューストン,フィラデルフィア)の中で最悪だった。それから … 続きを読む

カテゴリ 2012年1月号, 記事

革新のエンジン

 ネット社会が到来,世界のほぼどことでも瞬時に,非常に安く連絡がとれるようになった。ならば犯罪や大気汚染,騒音,過密化に悩まされる都市に住む必要はなくなるのではないか? そう考えてもよさそうだが,都市の繁栄は続いている。 … 続きを読む

カテゴリ 2011年12月号, 記事

知恵を生む場所

 20世紀,都市人口は2億5000万人から28億人へと10倍以上に拡大した。国連によると,今後数十年は都市人口の増加が続き,2050年までに世界人口は90億人を超え,都市生活者は60億人を超すと予想される。今後30年間に … 続きを読む

カテゴリ 2011年12月号, 記事

手を挙げろ〜日経サイエンス2009年6月号より

経済危機は犯罪増加に本当につながるのか?    昨年暮れの強盗事件はさんざんな1年を象徴するような出来事だった。クリスマス明けの月曜日,わずか6時間のうちにニューヨークの5つの銀行に強盗が押し入った。同市では2 … 続きを読む

カテゴリ 2009年6月号, News Scan

だれからも文句のでない投票方式

 候補者から1人だけを選んで投票する方式では,多数派の意思が正しく反映されるとは限らない。しかし,ちょっとした工夫を加えれば,この問題を解決できる。    完全な投票方式は存在しない。どんな方式にも何らかの欠陥 … 続きを読む

カテゴリ 2004年6月号, 記事