タグ : 疫学

日本でも進む「格差と健康」研究

貧困国どうしで比べると,国民の健康度は,平均所得が低いほど悪い。一方,先進国どうしでは,平均所得では差がつかず,社会における格差が大きいほど健康度が良くないことが知られている。では,国どうしではなく,個人レベルで見たらど … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

不平等が蝕む健康

経済格差は健康の悪化と短命につながる。ただし,その理由は単に医療サービスを受けられないことや栄養不良ではない。貧富の差が大きいと慢性のストレスによる身体各部の劣化が激しくなることが,近年の研究で示された。そうした心理的ス … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

特集:格差を科学する

経済的不平等は貧しい人だけでなく金持ちや中流層にも悪影響を及ぼし,地球環境まで害する。この特集では,格差がもたらす広範な影響について考える。ノーベル経済学者のスティグリッツは米国の経済格差の起源を説明し,是正策を示唆。神 … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

気候変動で広がる人獣共通感染症

動物とヒトで同じ病気を引き起こす「人獣共通感染症」の拡大が,気候変動によって加速されることがわかってきた。 アフリカで猛威を振るうリフトバレー熱は蚊が媒介するリフトウイルスが原因だが,病原体が発見された1931年以降,リ … 続きを読む

カテゴリ 2018年10月号, 最新号の紹介, 記事

この水は危険か? 米国のパーフルオロ化合物汚染

飲料水にパーフルオロ化合物(PFC類)が見つかる米国の自治体が増えている。PFC類は炭化水素の大半の水素原子をフッ素原子で置き換えた人工の化合物で,多くの消費財の製造に使われてきたが,動物実験で健康への影響が示唆されたこ … 続きを読む

カテゴリ 2017年8月号, 記事

人類の健康診断

 先進国ではがんと生活習慣病,途上国ではいまもなお感染症が問題──という認識は概ね正しいものの,健康問題に関する多くの既存データは不正確または欠落しており,国別の比較が困難なものもある。そこで内科医で経済学者のクリストフ … 続きを読む

カテゴリ 2016年11月号, 記事

病原体なんでも検出システム

患者から血液などを採取してから数時間で,病気の原因ウイルスや細菌の正体を突き止められる新しい検出装置の開発が進んでいる。遺伝子解析技術と質量分析器を組み合わせたもので,一度に1000種類以上の病原体の有無を調べられる。全 … 続きを読む

カテゴリ 2015年2月号, 記事

救援活動に科学技術を生かす

 今日,世界の災害現場や紛争地域で行われている救援活動でさまざまな先端技術が活躍している。例えば災害の規模を早く正確に把握したいとき,人工衛星と情報技術が被災地の画像を広範囲にわたって提供してくれる。さまざまな情報源から … 続きを読む

カテゴリ 2008年4月号, 記事

悪用される科学

 化学物質や医薬品が健康に及ぼす危険性を解明することは,科学におけるとりわけ複雑な課題だ。人間に毒性物質を食べさせ,どのくらいの量でガンになるか調べるわけにはいかない。そのため動物実験をしたり,実際に何らかの危険物質にさ … 続きを読む

カテゴリ 2005年10月号, 記事