タグ : 生物保護

カメの絶滅はスローに見える〜日経サイエンス2019年9月号より

若い個体の減少が目立ちにくいので,気づいたときには手遅れかも   いらすとや 40年近く前,当時豪アデレード大学にいた動物学者のトンプソン(Michael Thompson)は警戒すべきことを発見した。オースト … 続きを読む

カテゴリ 2019年9月号, News Scan

モンゴルに牧畜犬を再び

モンゴルの草原が砂漠化している。主因は意外なことに過放牧だ。オオカミやユキヒョウなどの野獣に家畜を襲われた農家がカシミヤヤギの放牧頭数を大幅に増やした結果,草原が食い尽くされる事態に。そこで,モンゴル固有の牧畜犬「バンホ … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 記事

野生生物を虐げる不法ペット貿易

自然界から生物が姿を消している原因は何か? 人間による開発や気候変動によって生息地が失われているのが最大の要因だと考えられてきた。だがそれだけではない。近年はサルやインコ,カメ,ヘビなど珍しいエキゾチック動物の売買が個体 … 続きを読む

カテゴリ 2018年3月号, 記事

Home off the Range / 絶滅危惧種の移住を手助け 生物の引っ越し大作戦

On a knob of rock in the Cook Strait known as North Brother Island, a population of the lizardlike creature called the tuatara is quickly becoming all male. When scientists examined the imbalance in t … 続きを読む

カテゴリ 2017年2月号, 英語で読む日経サイエンス

絶滅危惧種の移住を手助け 生物の引っ越し大作戦

ニュージーランドの岩の小島にすむムカシトカゲという爬虫類に異変が起こっている。このトカゲの性別は卵の段階で地面の温度によって決まり,涼しいとメスに,暖かいとオスになるのだが,地球温暖化のあおりでオスの比率が70%以上にな … 続きを読む

カテゴリ 2017年2月号, 記事

遺伝子注入で絶滅回避〜日経サイエンス2016年10月号より

クロアシイタチの遺伝的多様性を高めるため失われた遺伝子を再導入する試み   1987年に18匹しか確認されていなかったクロアシイタチが,飼育下繁殖と集中管理のおかげで,現在では数百匹に増えた。しかし,そうした少 … 続きを読む

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トラ集団を追いかけろ

 保護の成果か,世界自然保護基金(WWF)などはこのほど,世界のトラ個体数がついに増え始めたと発表した。だが野生のトラを長年追跡してきた著者は,そのデータは調査手法が時代遅れで状況を見誤っていると警鐘を鳴らす。著者たちが … 続きを読む

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名前が重要〜日経サイエンス2015年3月号より

命名によってその動物の運命が決まるかも    計画通りにことが進めば,セメント会社の仏ラファージュはマレーシアの石灰石の山を引き続き採石場とするだろう。同社にとっては従来通りの日常業務だが,カロパ・ラファルゲイ … 続きを読む

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カメさん,あちらへ~日経サイエンス2014年1月号より

紫外線LEDつきの漁網で混獲を避ける方法    最近のある推定によると,マグロやエビ,タイなどの漁に伴って図らずも網にかかって引き上げられてしまうウミガメは10年で何百万匹にも及ぶという。ほとんどが絶滅の危険性 … 続きを読む

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アグリバイオーム 微生物が作物を育む

 「緑の革命」に続く農業革命が実現するかどうかは,アグリバイオームと呼ばれる作物に共生する微生物集団をどう活用するかにかかっている。作物の重要な栄養素であるリン酸塩の吸収を手助けする真菌類,作物とともに厳しい生育環境に耐 … 続きを読む

カテゴリ 2013年12月号, 記事

ニューギニアの歌う犬を探して~日経サイエンス2013年11月号より

昨年の写真撮影を刺激に探索が始動    ニューギニア・シンギンング・ドッグはおそらく世界で最も希少なイヌ属動物であり,他の野生化した犬やジャッカル,コヨーテ,オオカミよりも絶滅の危機に近い。生息地であるニューギ … 続きを読む

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尾を取り戻したイルカ

 フロリダ半島西岸,クリアウォーター海洋水族館にいるイルカの「ウィンター」はちょっとしたセレブだ。漁網に絡まって苦しんでいるのを救われたものの尾を失ったウィンターに人工装具の専門家たちが新しい尾を作ってやり,すっかり元気 … 続きを読む

カテゴリ 2013年8月号, 記事

どの生物を守るべきか

 各地で急速に自然破壊が進み,地球史上かつてないペースで多くの生物種が絶滅したり,絶滅の危機に瀕している。自然保護活動も世界的に展開されているが,絶滅の瀬戸際にある生物をすべて救うことはできない。どの生物種を救いどれを諦 … 続きを読む

カテゴリ 2013年1月号, 記事

象牙の密輸をDNAで追え

 アフリカで,象牙目的のゾウの密猟が後を絶たない。象牙の価格はここ15年で急騰し,最近の中国当局の発表では,小売り価格にして1kg当たり6500ドルに達した。象牙の国際取引は1989年にワシントン条約によって禁止され,い … 続きを読む

カテゴリ 2010年4月号, 記事

マグロ取引の行方〜日経サイエンス2010年4月号より

ワシントン条約でクロマグロの取引が禁じられる可能性も    去る1月,東京の築地市場で約230kgの大物クロマグロが1630万円で競り落とされた。1匹としては過去9年で最高値だ。その日の午後,築地に近い老舗すし … 続きを読む

カテゴリ 2010年4月号, News Scan