タグ : 生態系

グランドキャニオンの生態系 回復への道

 コロラド川をせき止めているダムからの放流量が絶えず変化することで,下流のグランドキャニオンの生態系が悪影響を受けてきた。水力発電を妨げることなく生態系の健康を回復させる方法が探られている。

カテゴリ 2019年10月号, 最新号の紹介, 記事

森を動かせ 遺伝子流動アシスト

森林はその地の環境条件に適応することで存続してきたが,いまやその適応能力を超える速さで地球全体の気候が変化している。温暖化による森林の死を防ぐため,水利用や高温耐性に関する遺伝子を持つ樹木を,そうしたDNAを必要としてい … 続きを読む

カテゴリ 2016年1月号, 記事

生まれ変わるアメリカグリ

 大きな栗の木の下で──という歌と同様に米国の人々に親しまれているのがアメリカグリという木だ。しかし,アジアから持ち込まれたクリ胴枯病菌によって20世紀前半の50年で30億本以上が枯死してしまった。これを再生するため,小 … 続きを読む

カテゴリ 2014年9月号, 記事

湿地修復に妙案

 湿地には環境を浄化したり,水害を防いだりといった重要な機能があるが,米国はじめ世界各地でその急速な消失が続いている。湿地を再生する様々なプロジェクトが進められてきたが,その多くが失敗に終わり,資金が無駄に使われてきた。 … 続きを読む

カテゴリ 2014年4月号, 記事

ナイーブな食物網 崩壊を防ぐ処方箋

 食物網には,外力を和らげ安定を維持する自己回復力が備わっているが,限界を超えると一気に変化する。オオカミを駆除したイエローストーン国立公園ではヘラジカなどが増加し,幼木の葉が食べられて大量に枯死した。サメを乱獲した米国 … 続きを読む

カテゴリ 2013年5月号, 記事

南極湖底の「コケ坊主」〜日経サイエンス2012年10月号より

コケの“森”が育む生態系の全体像が明らかに    南極大陸は植物の生育にはまったく向かない。気温の低さはいうまでもないが,風が強いので,根を張って定着することも難しい。夏は日が沈まず,冬は暗闇が続くという日照サ … 続きを読む

カテゴリ 2012年10月号, News Scan

蜂群崩壊症群 消えたミツバチの謎

 2007年から2008年にかけて米国では授粉用に飼育されているミツバチの3割以上が姿を消した。コロニー崩壊は徐々に起きていたが,これほど劇的な死滅は2007年冬が初めて。世界の農産物の1/3は養蜂家が育てたミツバチに授 … 続きを読む

カテゴリ 2009年7月号, 記事

クロマグロ危機

マグロと言ってもその種類はさまざまあるが,最高級魚として人気が高いのはクロマグロだ。このクロマグロに今,絶滅の危険が迫っている。   クロマグロはかつて米国ではイヌやネコの餌にしかならないと考えられていたが,寿 … 続きを読む

カテゴリ 2008年6月号, 記事

人間のための自然保護

一見しただけではわからないが,人間の健康と絶滅種の救済は深い関連がある。湿原やマングローブなどの生態系は,暴風雨から人々を守ってくれる。森林やサンゴ礁は食料を提供し,収入をもたらす。ある生態系が傷つけば,資源や観光収入に … 続きを読む

カテゴリ 2008年3月号, 記事

ダムを自然に戻すには

 ダム撤廃によって,かつての生態系を回復できるようになってきた。だが,そこには生態学上のリスクも存在する。マイナスの影響を避ける方法は?    小さな堰(せき)を含め,世界には約80万基のダムがあるが,河川を元 … 続きを読む

カテゴリ 2007年6月号, 記事

クマが結ぶサケと森

 クマが川岸に集まって産卵期のサケを捕る光景は,北米でもまれにみる壮観だ。このクマは以前から注目を集めてきた。特に漁業関係者などは1940年代後半,クマによるサケの減少という「経済的損失」を軽減するため,アラスカのクマを … 続きを読む

カテゴリ 2006年11月号, 記事

オオカミが変えたイエローストーン国立公園

 1995年の真冬,米国立公園局と魚類野生動物局は14頭のハイイロオオカミ(Canis lupus)をトラックとそりでイエローストーンに運び込んだ。この地のオオカミが20世紀初頭に根絶されて以来,イエローストーンにオオカ … 続きを読む

カテゴリ 2004年9月号, 記事

グリーン消費で熱帯林は救えるか

 この10年ほど,熱帯林の保護活動の一環として,環境に配慮した方法で栽培・収穫された木材や農産物の購入が奨励されてきた。現在,いわゆる持続可能な森林経営や農地開発のための多くの開発プロジェクトが世界各地で進んでいる。 & … 続きを読む

カテゴリ 2002年8月号, 記事