タグ : 生命

人類という奇跡

天の川銀河には多数の系外惑星があるので,生物もたくさんいるだろうと考えるのは筋が通っているように思える。しかし,人類の知的文明が生じるには一連の異例の出来事が起こる必要があった。そうした幸運がどこか他の場所でも生じている … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

地下にいた始原生命体

これまで知られている微生物より微小で,ゲノムサイズもかなり小さく,生物にとって必須とされる遺伝子の多くが欠落している奇妙な微生物群の存在が明らかになった。CPRと略称されるこの微生物群は,土壌などの一般的な環境では少数派 … 続きを読む

カテゴリ 2018年3月号, 記事

宇宙から来た海

広大な海。地球の表面の7割を占め平均水深が約3700mに達する膨大な量の水は,実は原始地球の誕生時にはなかったものだ。太陽系が誕生した頃,原始太陽の強烈な熱と光のため,太陽系の外側領域を除けば水はほとんど存在できず,内側 … 続きを読む

カテゴリ 2015年6月号, 記事

有力候補を探せ 系外惑星の空を観る

 ケプラー宇宙望遠鏡などの観測により,太陽系以外の恒星にも惑星が普遍的に存在することがわかった。天の川銀河には生命を宿し得る「ハビタブル惑星」が数十億個は存在すると推定されている。  ケプラー後継の宇宙望遠鏡TESSは2 … 続きを読む

カテゴリ 2015年5月号, 記事

生命の理想郷 スーパーアース

 天文学者は太陽に似た恒星の周りを回る地球そっくりの惑星を探している。しかしそうした第2の太陽系の探索は現代の観測技術の限界に近い。一方,太陽より暗い小型恒星を周回する地球より大きな「スーパーアース」はもう少し探しやすい … 続きを読む

カテゴリ 2015年5月号, 記事

特集 太陽系の起源に迫る

 太陽は誕生時,周囲にガスや塵からなる円盤が存在し,その中で塵が凝集して小石に,小石が岩に,そして岩が集まって微惑星が生まれ,最終的には大型の微惑星どうしが合体して惑星ができたとされる。惑星は微惑星が衝突・合体する過程で … 続きを読む

カテゴリ 2015年1月号, 記事

カイパーベルトから来た彗星 探査機が到達

カイパーベルトは海王星軌道の外側に広がる,数十億個の氷の小惑星が群れ集まる領域で,原始太陽系の構成物質がほとんどそのまま残っているとみられている。今,2つの探査機がカイパーベルトの謎に挑もうとしている。欧州の探査機ロゼッ … 続きを読む

カテゴリ 2015年1月号, 記事

「はやぶさ2」小惑星へ

小惑星探査機「はやぶさ」の後継となる「はやぶさ2」が打ち上げられる。小惑星1999 JU3を探査し,その塵を地球に持ち帰る。はやぶさが訪ねたイトカワとはタイプが異なり,生命との関わりが考えられる含水鉱物や有機物などイトカ … 続きを読む

カテゴリ 2015年1月号, 記事

火星生命を探すには

キュリオシティなど最新の探査機は火星にかつて水が流れていた証拠をつかんだが,撮影された画像はやはり荒涼とした世界で,生物の影は見られない。1970年代のバイキング1号と2号も生命の証拠を発見できなかった。火星に生命は存在 … 続きを読む

カテゴリ 2014年9月号, 記事

「地球最古の岩石」論争

 地球が生まれたのは46億年近く前のこと。初期の岩石がそのままの形で残っている例はごくまれで,最古とされる試料は39億2000万年前のものだ。ところが,カナダのヌヴアギツク・グリーンストーン帯という場所で新たに見つかった … 続きを読む

カテゴリ 2014年6月号, 記事

エクソムーン 系外衛星を探せ

 ケプラー宇宙望遠鏡は数多くの太陽系外惑星を発見しているが,その多くは木星や海王星のような大型ガス惑星で,生命が住むには適さない。しかし,太陽系の巨大ガス惑星と同様,はるか彼方の系外惑星も大型衛星を持つ可能性がある。もし … 続きを読む

カテゴリ 2014年5月号, 記事

2つの太陽を持つ世界

 『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーの故郷,惑星「タトゥイーン」は2つの太陽が沈む不思議な世界だ。では現実の宇宙でもタトゥイーンのような惑星,つまり2つの恒星が連なった「連星」に惑星が存在するのだろうか? 著 … 続きを読む

カテゴリ 2014年5月号, 記事

特集:異端の太陽系外惑星

 太陽とは別の星の周りを回る惑星が最初に発見されて約20年。こうした太陽系外惑星は1000個以上も確認され,SFの世界だと思われた異色の惑星も見つかった。さらなる驚きの発見もあるだろう。   2つの太陽を持つ世 … 続きを読む

カテゴリ 2014年5月号, 記事

偶然が生む生命の複雑性

 人間の眼のような精緻な仕組みがどう進化したのかは,ダーウィンその人にとっても謎だった。環境に適応したタイプが自然選択によって選ばれ続けることで,単純な構造から徐々に進化した──というのが標準的な説明だが,それ自体は生物 … 続きを読む

カテゴリ 2014年3月号, 記事

終末論に引かれるわけ

 21世紀になって10年が過ぎた。世紀末は遠いが,人類や地球の行く末に暗い影を感じる人は多いかもしれない。新型インフルエンザの世界的流行(パンデミック)でマスク姿の人々が街中にあふれたのはつい1年前。幸い犠牲者は少なかっ … 続きを読む

カテゴリ 2010年12月号, 記事