タグ : 海洋

光るサメの謎

「深海」と聞いて思い浮かぶのは,どこまでも真っ暗闇の冷たい世界だ。しかし実際は,そこは夜空のように生物たちの光が点在する賑やかな場所かもしれない。青白く光るサメに,チカチカ輝くヒカリキンメダイ。生物の発光現象は時代を超え … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

深海クラゲの世界を見る

海の大部分の体積を占めるのは,表層と海底の間に存在する暗黒の冷たい海水域で,そこで繁栄しているのがクラゲだ。クラゲはゼラチン質の脆弱な体。網で捕まえるよりも,カメラでその姿を捉えて研究するアプローチが適している。高解像度 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

氷が消える海

北極海では気温が上がると海氷が減り,海氷が減るとさらに気温が上がるフィードバック機構により,海氷減少と気温の急上昇が続いている。今後,地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を一切やめたとしても,海氷減少は止まらず,今世紀 … 続きを読む

カテゴリ 2019年11月号, 編集部のピックアップ, 記事

深海資源開発の条件

携帯電話はじめハイテク製品の増加を背景にニッケルやコバルト,レアアースなど金属の需要も急増している。容易に採掘できる陸の鉱床は尽きつつあり,注目されているのが深海底に散在する「マンガン団塊」などの資源だ。自動機械でこれを … 続きを読む

カテゴリ 2018年7月号, 記事

海底探査Xプライズ決勝へ〜日経サイエンス2018年6月号より

日本の産学官共同の若手チームが今秋の決勝ラウンドに進出する   「不可能を可能に」をキャッチフレーズとする米Xプライズ財団の国際コンテスト。話題を集めた民間の月探査は期限の3月末までにどのチームも達成できず,仕 … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, News Scan

ゲノムから迫るサンゴ礁保全

 サンゴ礁は熱帯雨林と並ぶ生物多様性のホットスポットで,サンゴと褐虫藻という単細胞藻類の共生関係がサンゴ礁の生態系の基盤となっている。サンゴと褐虫藻,両方のゲノムがいずれも世界で初めて沖縄科学技術大学院大学(OIST)で … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

特集 サンゴ礁の危機

 生物多様性のホットスポット,サンゴ礁が危機に瀕している。世界最大級のサンゴ礁,グレート・バリア・リーフはもちろん沖縄のサンゴ礁も例外ではない。大気中の二酸化炭素濃度上昇による温暖化は海洋の温度上昇をもたらし,海の酸性化 … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

乱流の中の秩序

 海の流れや風などはカオス的な自然現象だが,あるラインを境に流れの向きが大きく変わっていることがある。そうした目には見えない境界線を「輸送障壁」という。いわゆる「ラグランジアン・コヒーレント構造」の一種で,様々なカオス的 … 続きを読む

カテゴリ 2014年3月号, 記事

酸性の海で〜日経サイエンス2009年4月号より

二酸化炭素による海水酸性化が予想以上のスピードで進んでいるようだ      大気中の二酸化炭素(CO2)が増えすぎると水が酸性化することは,温暖化に比べるとあまり知られていない。海はもともと自然にCO … 続きを読む

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“貧血”の植物プランクトン〜日経サイエンス2007年1月号より

 海で行われている光合成には長年の謎があった。なぜ太平洋の一部では植物プランクトンの成長が遅いのかという謎だ。湧昇流のおかげで海水がかき混ぜられ,どこでもほぼ十分な二酸化炭素が存在するというのに……。答えは鉄の欠乏にある … 続きを読む

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