タグ : 感染症

蚊と戦う

マラリアやデング熱,ジカ熱など,蚊が媒介する病気による死者は年間に世界で72万5000人を超える。その意味で蚊は地球上で最も致死的な生物といえる。気候変動とグローバリゼーションによって米国など先進国でも事態が悪化している … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 編集部のピックアップ, 記事

気候変動で広がる人獣共通感染症

動物とヒトで同じ病気を引き起こす「人獣共通感染症」の拡大が,気候変動によって加速されることがわかってきた。 アフリカで猛威を振るうリフトバレー熱は蚊が媒介するリフトウイルスが原因だが,病原体が発見された1931年以降,リ … 続きを読む

カテゴリ 2018年10月号, 最新号の紹介, 記事

温床と化す米国の大都市

米国の都市部では,A型肝炎やレジオネラ症などの感染症の罹患率が増加している。感染症は減少傾向にあると考えられてきたが,所得格差の広がりやインフラ老朽化などが原因で再び増加しているのだ。米国の現状をリポートする。 &nbs … 続きを読む

カテゴリ 2018年10月号, 記事

バイオフィルムを退治する

細菌の集団はゼリー状の「バイオフィルム」を形成して自分たちを包み,身を守っている。排水管についたヌメリなどがバイオフィルムの例だが,体内や医療器具にバイオフィルムができてしまうと抗菌薬が効かなくなり,慢性感染症を起こす原 … 続きを読む

カテゴリ 2018年3月号, 記事

胎盤の不思議

胎盤は必要な栄養などを母体から胎児へ供給している重要な臓器だが,いまだに謎も多い。胎盤は胚から発生する組織で,母体にとっては基本的に“異物”であるはずなのに,母親の免疫系はこれを拒絶しないどころか,胎盤の形成と子宮への侵 … 続きを読む

カテゴリ 2018年2月号, 記事

ポストエボラ症候群

西アフリカのエボラ出血熱に終息宣言が出た現在も,約1万7000人が「ポストエボラ症候群」と呼ばれる危機にある。リベリアでの調査によると,生還者の60%が目の問題を,53%が筋肉痛・関節痛を,68%が神経関連の問題を抱えて … 続きを読む

カテゴリ 2016年9月号, 記事

Bitter Taste Bodyguards / 体を守る苦味受容体

Imagine the worst cold you’ve ever had in your life. Your nose feels completely blocked. You struggle for air. The pressure in your sinuses sends pain streaking around your head. You can’t smell, … 続きを読む

カテゴリ 2016年5月号, 英語で読む日経サイエンス

体を守る苦味受容体

甘味や苦味,酸味などの味を感じているのは,舌にある味覚受容体だ。特に苦味受容体は種類が多いうえ,鼻や気道,心臓,肺,腸などにも存在している。いったいなぜ? 苦味受容体が侵入細菌に対する素早い防御反応を誘発していることが最 … 続きを読む

カテゴリ 2016年5月号, 記事

Disease Detector / 病原体ナノセンサー

Why is it so difficult to diagnose an in­­fec­tious disease on the spot? We measure vital signs such as temperature or blood pressure routinely, yet we have no quick way to pinpoint the cause of … 続きを読む

カテゴリ 2016年3月号, 英語で読む日経サイエンス

病原体ナノセンサー

一般に感染症を確定診断するための病理検査には数日かかる。血液や尿といった試料に含まれるマーカー分子(病原体のDNAなど)がわずかで,検出が難しいためだ。この数日のタイムラグの間に,患者は誤った薬を処方されたり病状が悪化し … 続きを読む

カテゴリ 2016年3月号, 記事

オリーブ危機 イタリアで広がる謎の病害

イタリア南部のオリーブ園で,昆虫が媒介するキシレラ・ファスティディオーサという細菌が広まっている。当局はこの菌によってオリーブの木が枯死しているとみて,蔓延を防ごうと木々を切り倒している。だがキシレラ菌がどのように木を害 … 続きを読む

カテゴリ 2016年2月号, 記事

熱帯病の特効薬 イベルメクチンへの道

オンコセルカ症(河川盲目症)と呼ばれる病は川辺でよく発生する。ブユが媒介するフィラリア線虫の幼虫が体内に入り込むと,皮膚に猛烈なかゆみを生ずる。症状が進み,幼虫が目に集まると失明する。熱帯地域では失明の主要な要因になって … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

緊急特集 ノーベル賞ダブル受賞!

天と地を見つめてきた2人の日本の研究者にノーベル賞がもたらされた。天を見つめてきたのは物理学賞受賞の梶田隆章博士。大気上層で生じて地表に降り注ぎ,岩盤を通り抜けてくる幽霊のような素粒子ニュートリノを観測。ニュートリノが飛 … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

しつこいライム病〜日経サイエンス2015年11月号より

5人に1人は抗生物質による治療後も症状が消えない 休眠状態の「生残菌」が原因かも   By Richard Bartz,via Wikimedia ライム病は本当に厄介な病気だ。マダニが媒介するこの感染症はかつ … 続きを読む

カテゴリ 2015年11月号, News Scan

デング熱ストッパー

昨年来,代々木公園周辺など国内での感染事例が発生したデング熱。もちろん日本だけの問題ではなく,世界保健機関によると世界人口の約半数が感染の危険にさらされている。ワクチンも治療法もないこの病気を抑える方法はウイルスを媒介す … 続きを読む

カテゴリ 2015年9月号, 記事