タグ : 宇宙

SF小説『三体』に見る天文学最前線 

異星文明とのファーストコンタクトを扱った中国のSF『三体』が世界的ベストセラーとなり,SFファンのみならず多くの人々に読まれている。その背景には天文学が進展し,太陽系に最も近い恒星系を含むほとんどの恒星が惑星を持ち,中に … 続きを読む

カテゴリ 2020年3月号, 最新号の紹介, 記事

物理学賞:現代宇宙論の確立と系外惑星の発見

2019年のノーベル物理学賞は私たちの宇宙観に大きな転換をもたらした宇宙分野の研究者に授与される。現在のビッグバン宇宙論の基礎を1960年代半ばに築いた米プリンストン大学のピーブルス(James Peebles)名誉教授 … 続きを読む

カテゴリ 2019年12月号, 記事

「あかつき」が見た金星の風

金星は地球と大きさも密度もほぼ同じで太陽からの距離も地球にかなり近いが,大気は全く違う。濃密な二酸化炭素で,惑星全体が硫酸の雲で覆われている。金星大気の大きな謎は自転速度をはるかに超えるスピードで惑星を周回していること。 … 続きを読む

カテゴリ 2019年6月号, 記事

人類という奇跡

天の川銀河には多数の系外惑星があるので,生物もたくさんいるだろうと考えるのは筋が通っているように思える。しかし,人類の知的文明が生じるには一連の異例の出来事が起こる必要があった。そうした幸運がどこか他の場所でも生じている … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

アイスキューブが捉えた巨大ブラックホールの活動

南極点にあるニュートリノ観測施設「アイスキューブ」が深宇宙から飛来したとみられる超高エネルギーニュートリノを捉えた。ガンマ線宇宙望遠鏡や地上の光学望遠鏡などによる追跡観測の結果,発生源は40億年彼方の銀河にある巨大ブラッ … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 記事

スーパーカミオカンデで探る宇宙の進化

宇宙の様々な場所で起きた星の大爆発に由来するニュートリノが宇宙を飛び交っていると考えられる。この「超新星背景ニュートリノ」の世界初観測を目指し,「スーパーカミオカンデ」が改造工事を進めている。超新星背景ニュートリノを調べ … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 記事

特集 ニュートリノで見る激動宇宙

騒がしい地上から夜空を見上げると星の世界は非常に静かで冷たいように見えるが,宇宙の彼方では私たちの想像を絶する激しい現象が起きている。巨大ブラックホールから噴出するジェットや星の大爆発が代表例だ。超高エネルギーの天体現象 … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 最新号の紹介, 記事

初期宇宙のドラマを再現

初期宇宙では場所によってはガスが超音速で流れていた。この“暴風域”が宇宙の進化にどのような役割を果たしたのか,研究が進んでいる。今回,暴風域の中に暗黒物質の高密度域が存在する場合,宇宙誕生から約1億年後,太陽の数万倍の質 … 続きを読む

カテゴリ 2018年10月号, 記事

最新版!天の川の地図〜日経サイエンス2018年8月号より

ガイア計画の新データによってこれまでにない高精度の地図ができた   お待ちかね,天の川銀河の最大にして最も正確な3次元地図が作製された。欧州宇宙機関(ESA)が10億ドルを投じた「ガイア計画」が4月に最新のデー … 続きを読む

カテゴリ 2018年8月号, News Scan

系外惑星の山脈を探す方法〜日経サイエンス2018年7月号より

巨大な望遠鏡で減光の変化をつかむアイデア   ヒマラヤ山脈が地球の輪郭を歪めている割合は,ビリヤードの球の表面に載った人の毛髪と同程度にすぎない。そんなわずかな出っ張りを遠い星の周りを回る惑星について検出するな … 続きを読む

カテゴリ 2018年7月号, News Scan

特集 系外惑星探索の新時代

米国がこの4月に打ち上げた宇宙望遠鏡TESSを使って,地球から数十光年~100光年という比較的近くにある系外惑星をほぼ全天で探索する国際共同プロジェクトがスタートする。系外惑星を数千個発見し,その中から生命が存在する可能 … 続きを読む

カテゴリ 2018年7月号, 記事

スーパーKEKB始動

素粒子物理の現在の枠組み「標準モデル」を超えた「ポスト標準モデル」の探索が日本でも本格的に始まる。「スーパーKEKB」加速器を用いた「BelleⅡ実験」で,標準モデルを構成する小林・益川理論を検証したKEKB加速器による … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

ビューティー粒子の崩壊を追え

欧州合同原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器LHCで行われているLHCb実験は,未発見の粒子を探索している。極微の世界の物理について新たな真実を明らかにする可能性のある粒子だ。LHCb実験ではそうした新粒 … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

特集 ポスト標準モデルへの手がかり

素粒子物理の枠組みである「標準モデル」は,粒子と反粒子の微妙な違いを説明する「小林・益川理論」と,万物に質量を与える「ヒッグス機構」の正しさが大型加速器を用いた実験で認められたことで最終的に確証された。しかし,標準モデル … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, 記事

もうひとつの見えない粒子「ステライルニュートリノ」

ニュートリノは電子型,ミュー型,タウ型の3種類の存在が知られる。それらの質量などに関する情報は,ニュートリノが飛行する間に種類が変わる「ニュートリノ振動」の実験によってかなりわかってきた。ただ一部のニュートリノ振動実験で … 続きを読む

カテゴリ 2018年5月号, 記事