タグ : 学習

効果ある? 知育玩具

いわゆる知育玩具には,乳幼児の読字や学習,算数,歩行の開始時期を早めると宣伝しているものが多いが,科学的な裏づけはほとんどない。赤ちゃんが早い時期に進歩を見せても,それが長期的な強みにつながることを示した研究はない。ペー … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 記事

ビデオゲームを教育に

 ビデオゲームが教育分野で大きな可能性を持つことが近年の研究で示されている。優れた設計のゲームは,従来の教授法ではなかなかできないやり方で,エビデンスに基づく推論や問題解決,他者との協力など,高次のスキルを実習できる。だ … 続きを読む

カテゴリ 2016年10月号, 記事

集中学習の窓 臨界期のパワー

子供の脳は「臨界期」と呼ばれる特定の期間の間に,視覚など様々な能力を発達させる。臨界期の脳は感覚刺激や社会的刺激に対応して柔軟に変化し,その結果が永続的に残る。臨界期は子供時代から青年期にかけての特定の時期に開く窓で,こ … 続きを読む

カテゴリ 2016年3月号, 記事

動物のソーシャルネット

人間と同様,多くの動物種が複雑な社会的ネットワークを形作って暮らしており,そのネットワークが個体や群れの行動に影響を与えている。チンパンジーなど霊長類の例が有名だが,近年は人間の社会的ネットワークを研究するために開発され … 続きを読む

カテゴリ 2015年9月号, 記事

記憶を調整する新生ニューロン

 記憶がごちゃ混ぜにならないよう,脳は出来事や状況の特徴を他と区別できる形でコード化して蓄えなければならない。「パターン分離」と呼ばれるこのプロセスのおかげで,私たちは危険な状況と,それによく似てはいるが心配のない状況を … 続きを読む

カテゴリ 2014年9月号, 記事

失明治療で見えてきたこと

 網膜に映っているのは,様々な色や明るさをした雑多なパターンだ。これがどのようにして意味のあるまとまりとして統合され,例えばコーヒーカップや人の顔として認識されるのか? 神経科学でも最も難しい疑問の1つだ。脳は見ることを … 続きを読む

カテゴリ 2014年4月号, 記事

脳科学が教える 学び上手にする方法

 読み書き計算がうまくできないと,普段の生活に何かと困る。ではもし赤ちゃんの頃,その子が将来,小中学校に上がって,そうした技能の習得にかなり苦労しそうなことがわかったとしたらどうか? 乳幼児は小中学生に比べても脳が柔軟。 … 続きを読む

カテゴリ 2011年12月号, 記事

子どもの意外な“脳力”

 赤ちゃんや幼い子どもは理不尽で自分本位,分別のない未完の大人だと考えている人は多いだろう。かつて多くの心理学者は,子どもは何も分からない存在だとみなしていた。だが,最近の研究から,子どもは予想以上にさまざまな知識を持ち … 続きを読む

カテゴリ 2010年10月号, 記事

鍛えるほど頭はよくなる 新生ニューロンを生かすには

 「○○で脳を鍛えよう!」テレビや雑誌やウェブではおなじみのフレーズだが,この一見怪しげな宣伝文句を裏付けるようなデータが最近の神経科学の研究から得られている。ラットやマウスの実験によると,新しいことを学習することで,海 … 続きを読む

カテゴリ 2009年6月号, 記事

脳の隠れた主役 学習と白質の意外な関係

 世界レベルの技術や能力を身につけたいと思うなら,若いうちからトレーニングを始めたほうがいい──。シナプス結合が強化されるため? いや,早期の学習を左右するのはニューロン同士の結合ではなく,神経信号を伝えるニューロンの通 … 続きを読む

カテゴリ 2008年6月号, 記事

お行儀よくしなさい!〜2008年1月号臨時増刊 こころのサイエンス03号

衝動を抑えられる子は学校の成績が良い    子どもの学業成績を左右するのは知能だと,ほとんどの人は考えている。ところが,ペンシルベニア州立大学のチームによる最近の研究から,自己制御の能力(課題に集中して衝動的な … 続きを読む

カテゴリ 2008年8月号臨時増刊, News Scan

カラスはなぜ賢いのか

 ワタリガラス(体長60cm以上あり,カラス科で最大。日本では北海道のみに飛来)にまつわる逸話はたくさんある。多くは彼らがいかに賢いかを示すものだが,そうした話だけでは彼らの恐るべき利口さの証拠にはならない。例えば,彼ら … 続きを読む

カテゴリ 2007年7月号, 記事

電気で記憶力アップ〜日経サイエンス2007年3月号より

睡眠中の学生の脳に弱い電流を流すと,単語記憶テストの成績が上がった。    睡眠前に行ったテストでは,46の単語に対し思い出せたのは平均で36.5語だった。これに対し睡眠中に電気刺激を与えた後にテストすると思い … 続きを読む

カテゴリ 2007年3月号, News Scan

オランウータンの道具の文化が示す知能の進化

 インドネシア・スマトラ島のスワクバリンビン(以下スワク)という地域で,道具を用いるオランウータンの個体群が発見された。動物園などの飼育環境では,オランウータンが巧みに道具を使う姿はめずらしくないが,野生のオランウータン … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, 記事

子どもは象徴をどう理解するのか

 20年ほど前,あることを契機に私の研究は思いもかけない,だが結果的には実りの多い転換を果たした。当時私は幼児の記憶を研究しており,2歳半と3歳の子どもを対象に新しい実験をしようとしていた。この実験のために,私は研究室の … 続きを読む

カテゴリ 2005年11月号, 記事