タグ : 地質学

ラグナ・デル・マウレ 超巨大火山覚醒の仕組み

超巨大火山(スーパーボルケーノ)は内部に途方もない破壊力を蓄積しており,大陸の形を変えるほどの大噴火を起こす場合がある。人類がその種の大噴火を目にしたことはまだないが,南米アンデスの高地ラグナ・デル・マウレで火山系が発達 … 続きを読む

カテゴリ 2020年6月号, 記事

77万年前の地球を探る

「地球史にチバニアン」。――2020年1月17日,国際地質科学連合は77万4000年前~12万9000年前の地質時代名を日本の千葉にちなんだ「チバニアン」にすることを最終決定。日本の地質学が改めて世界に認められた喜ばしい … 続きを読む

カテゴリ 2020年4月号, 記事

サハラ砂漠の誕生日〜日経サイエンス2020年1月号より

アフリカ西岸の島の堆積物から推定値が絞り込まれた   サハラ砂漠は世界最大にして最も有名な亜熱帯砂漠だが,驚くほど限られたことしかわかっていない。その形成時期に関する推定でさえ,500万年以上前からわずか数千年 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, News Scan

北極海争奪戦

北極海の海底について沿岸各国が権利を主張している。先行したのはノルウェーで,北極海海底の3区画に関するデータを2006年に大陸棚限界委員会(CLCS)に提出した。同委員会はこうした権利請求が科学的に適切かどうかを審査する … 続きを読む

カテゴリ 2019年11月号, 記事

大気中ラドンが示す地下の異変

東日本大震災や阪神・淡路大震災をもたらした大地震では,その1カ月以上前から周辺地域で大気中のラドン濃度が異常な変動を示していた。そうした変動は地下に微細な割れ目が多数生じるなど,大地震に先行して起こる地殻変動が原因と考え … 続きを読む

カテゴリ 2019年2月号, 記事

北海道胆振東部・大阪北部地震が示すシナリオ

それほど遠くない将来,西日本沖合の南海トラフ付近と,北海道沖合の千島海溝付近で巨大地震が発生する可能性が高い。 一方,西日本の内陸では2018年の4月に島根県西部地震,6月に大阪北部地震,北海道では9月に胆振東部地震が起 … 続きを読む

カテゴリ 2019年2月号, 記事

「チバニアン」認定へ前進〜日経サイエンス2018年9月号より

千葉県市原市の地層,年内にも天然記念物に指定へ   地磁気が約77万年前に逆転した痕跡を残す千葉県市原市田淵の地層について,国の文化審議会は6月15日,天然記念物に指定し保護を図るよう林芳正・文部科学相に答申し … 続きを読む

カテゴリ 2018年9月号, News Scan

米国北東部の地下で…〜日経サイエンス2018年6月号より

2億年も地質活動がなかった地域で高温の岩石が上昇中   過去2億年間,米国北東部ニューイングランド地方は激しい地質変化がない場所だった。火山活動も大地震もほとんどなかった。しかし現在は目覚めの一歩手前なのかもし … 続きを読む

カテゴリ 2018年6月号, News Scan

大噴火は予測できるか 地下構造から探るシナリオ

 1980年に予想以上の大噴火を起こし,57人の犠牲者を出した米セントへレンズ山。その地下で何が起きているのか,明らかにする試みが進んでいる。人工地震の伝わり方や地下に流れる電流の測定,噴出した溶岩の分析など,あらゆる手 … 続きを読む

カテゴリ 2018年3月号, 記事

フィリピン海プレートの動きを探る

房総半島沖には陸側プレートと太平洋プレート,フィリピン海プレートが海溝とトラフを介して結びつく「三重会合点」がある。 三重会合点がフィリピン海プレートの動きによってどう変化するか模型を使って思考実験した結果,陸側プレート … 続きを読む

カテゴリ 2017年10月号, 記事

東北の山脈はこうしてできた

日本列島は東日本を中心に300万年前から東西方向の圧縮を受け,険しい山脈や盆地,平野などが形成された。その理由は不明だったが,300万年前,沈み込んだフィリピン海プレートが関東直下のマントル内で,東日本が乗るプレートと太 … 続きを読む

カテゴリ 2017年10月号, 記事

特集:日本海溝移動説

東北地方の東方沖の深海底には世界有数の海溝,「日本海溝」が南北に走っている。長さ約800km,幅約100km,最深部の深さは8000mに達する。東日本大震災をもたらした大地震は,日本海溝付近の深海底下で起き,大津波が各地 … 続きを読む

カテゴリ 2017年10月号, 記事

A History in Layers / 地層に刻まれる人類の時代

The idea was born in Mexico, in the year 2000. It was pure improvisation, by Paul Crutzen, one of the world’s most respected scientists. The Dutch scholar was widely known for arguing that all-out a … 続きを読む

カテゴリ 2016年12月号, 英語で読む日経サイエンス

地層に刻まれる人類の時代

人類は気候や生態系,自然環境まで,地球の様々なシステムを変えた。アルミニウムやプラスチック,コンクリート,炭素微粒子(化石燃料の燃焼に伴って排出),殺虫剤,放射性物質の微粒子(核爆弾から放出)を陸地や海にまき散らしてきた … 続きを読む

カテゴリ 2016年12月号, 記事

砂漠の大河〜日経サイエンス2016年7月号より

かつてサハラに流れていた大河「タマンラセット」   川の流れるサハラ砂漠を見たり聞いたりした人は誰もいない。だが,1万1700年前から5000年前の間はサハラに川があった。とうとうと流れる大河で,現在の世界の大 … 続きを読む

カテゴリ 2016年7月号, News Scan