タグ : 古生物学

最古の左右相称動物 モンゴルで生痕化石を発見

哺乳類や魚類など現生動物の共通祖先となる最初の左右相称動物が登場したのは,生命が爆発的な進化をした古生代カンブリア紀だとされる。しかしカンブリア紀最初期の赤道域付近においては,そうした動物がすでにかなり多様性を持ち,大型 … 続きを読む

カテゴリ 2019年10月号, 記事

生命爆発の導火線 エディアカラ生物の進化

複雑な動物はカンブリア爆発の時代に出現したと長い間考えられてきた。だが,シベリアやナミビアでの最近の発見によって,実際にはカンブリア爆発の数百万年前,先カンブリア時代末のエディアカラ紀にすでに出現し始めていたことが明らか … 続きを読む

カテゴリ 2019年10月号, 記事

実物化石が語る新たな恐竜像

国立科学博物館(東京・上野公園)で7月から始まった特別展「恐竜博2019」は,注目の恐竜3つの実物化石を見ることができるまれな機会だ。今から50年前に恐竜についての見方を変えるきっかけとなったデイノニクス,40年以上謎の … 続きを読む

カテゴリ 2019年9月号, 記事

恐竜たちの走りを再考する

「逃げろ!もっと速く!」唸るジープのエンジン。負傷した数学者のマルコム博士と悲鳴を上げる古植物学者のサトラー博士を乗せた車を,現代に蘇ったティラノサウルスが猛然と追いかける。恐竜映画の金字塔『ジュラシック・パークⅠ』(1 … 続きを読む

カテゴリ 2019年9月号, 記事

手のひらに乗る恐竜〜日経サイエンス2019年6月号より

過去最小の足跡化石を韓国で発見   韓国で見つかった1億1000万年前の長さ1cmの足跡の列は,これまでに発見された最小の恐竜(鳥類を除く)が残したものだと考えられる。「信じがたいほど小さな肉食恐竜のものだ」と … 続きを読む

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巨大モササウルスの海に迫る

今から9800万〜6600万年前,地上で恐竜が闊歩していた時代に,海で覇を競っていたのが大型海生爬虫類モササウルスだ。近年,アフリカのアンゴラ共和国で行われた大規模な発掘調査で,モササウルスや首長竜,貝類や魚類などの化石 … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

デスマスクが助けた化石化〜日経サイエンス2018年11月号より

最古の軟体組織生物が腐らずに化石になった理由   死に際して作られたデスマスクが,あなたの顔を何百万年もの後代に保存する──地球で最古と考えられている動物の一部では,ある意味これと同じ現象が起こっている。軟体組 … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, News Scan

The Unlikely Triumph of Dinosaurs / 覇者への意外な道

When I was a teenager at the turn of the millennium, right around the time I became smitten with fossils, the Field Museum in Chicago dismantled its Brachiosaurus and installed a Tyrannos … 続きを読む

カテゴリ 2018年9月号, 英語で読む日経サイエンス

むかわ竜が明かす日本の恐竜最盛期

大型の脊椎動物1個体の全身がわかる骨格というのは,なかなか見つかるものではない。それだけに,昨年公開された恐竜「むかわ竜」の全身骨格は,人々の度肝を抜いた。恐竜が繁栄を極めた白亜紀末の恐竜としても,また植物食恐竜としても … 続きを読む

カテゴリ 2018年9月号, 記事

酸欠になった古代の大洋〜日経サイエンス2018年8月号より

ペルム紀末大絶滅の詳細が判明   地球史上最大の大量絶滅は「大絶滅(Great Dying)」と呼ばれることがある。陸上生命の約70%と海の生命の約95%が死滅したのだから,もっともだ。2億5200万年前のペル … 続きを読む

カテゴリ 2018年8月号, News Scan

「六脚類の空白」の謎〜日経サイエンス2018年7月号より

昆虫化石のない空白期はこの動物の起源を解くカギだ   昆虫はどこにでもいる。空中にも地上にも地中にも,ときには家のなかや食べ物のなかにいることもある。だが3億8500万年前~3億2500万年前の化石のなかには1 … 続きを読む

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ヘビが手足を失ったわけ

ヘビの体形は脊椎動物の標準とはかけ離れている。手足のないこの極端な体形はなぜ,どのように進化したのか? 陸に穴を掘ってすむようになる過程で四肢を失ったという説と,海で泳ぐためにこの形質を進化させたという説がある。どちらの … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 記事

ランゲオモルフの謎〜日経サイエンス2017年12月号より

大型動物の起源につながる手がかりが得られるかもしれない   ILLUSTRATION BY REID PSALTIS 2000年代初頭,カナダ東岸のニューファンドランド島で不思議な化石層が見つかった。シダのよう … 続きを読む

カテゴリ 2017年12月号, News Scan

The True Colors of Dinosaurs / 見えた! 恐竜の色

On a day in October 2006, I sat in a dark laboratory at Yale University and zoomed into the fossilized ink of a 200-million-year-old squid relative under an electron microscope. An ocean of translucen … 続きを読む

カテゴリ 2017年6月号, 英語で読む日経サイエンス

見えた!恐竜の色

恐竜など絶滅生物の色は類縁の現生動物から類推することしかできないと長い間考えられてきた。だが近年,色素が様々な生物の化石に保存されていることが明らかになり,その考えは覆った。色素の分析によって,はるか昔に絶滅した動物の実 … 続きを読む

カテゴリ 2017年6月号, 記事