タグ : 医薬

War against Ourselves / バイオ医薬品のハードル 薬を排除する免疫

Ever since he can remember, even as a boy growing up on a small farm in Michigan, Ken Martin has battled betrayal by his own body. Now 50 years old, Martin was born with hemophilia, and he bleeds almo … 続きを読む

カテゴリ 2018年5月号, 英語で読む日経サイエンス

バイオ医薬品のハードル 薬を排除する免疫

がんや心臓病,自己免疫疾患を治療する最新の薬剤には天然のタンパク質を模倣したものがあり,バイオ医薬品(生物学的製剤)と呼ばれる。化学合成された従来の薬よりも優れたものが多いが,厄介な問題が浮上してきた。投与されたバイオ医 … 続きを読む

カテゴリ 2018年5月号, 記事

1型糖尿病ワクチン 衛生仮説が示す可能性

1型糖尿病は2型と違って食事とは無関係に発症し,遺伝的要因と環境要因の両方が関与している。先進国では衛生設備の改善につれてポリオや1型糖尿病など特定の疾患の罹患率が上昇した経緯がある。これは幼少期に病原体に曝露する機会が … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 記事

ぴったりの薬を選ぶゲノム薬理検査

医薬品のなかには,患者の体質によって深刻な副作用を生じるものがある。当人の遺伝子が影響するためで,多くの患者が潜在的な危険にさらされている。これに対し,遺伝子が医薬品の作用にどう影響するかを研究する「ゲノム薬理学」の進展 … 続きを読む

カテゴリ 2017年1月号, 記事

炎症反応の指揮者 インフラマソーム

炎症が起こる際に作られる「インフラマソーム」というタンパク質複合体に注目が集まっている。炎症反応には多数の免疫細胞やシグナル分子が介在し,非常に複雑なものに見えるが,実際には,体内のすべての細胞はほぼ同じ経路を介して炎症 … 続きを読む

カテゴリ 2015年10月号, 記事

ギャップ結合 聞こえてきた細胞の会話

私たちの体を構成する細胞どうしは様々な方法で情報交換している。血流に乗って伝わるホルモンはその一例だ。神経細胞は化学物質の一種を介して情報を伝える。これらとは別に,ほぼすべての細胞は,自分の内部と隣の細胞の内部を直接つな … 続きを読む

カテゴリ 2015年9月号, 記事

慢性疼痛を鎮める新アプローチ

腰痛や頭痛,関節炎などの慢性的な痛みに苦しむ人は一般の想像以上に多い。米国の場合,がんと心臓病,糖尿病の患者の合計よりも多く,経済的な損失でも上回っている。慢性疼痛は治療が難しく,特に神経性の痛みは一般的な抗炎症薬がほと … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

ナノボットを放て!

生体適合性の運搬車と燃料を用いて,自力で人体のどこにでも行き着くことのできるナノ医薬や装置が,いつの日か実現するだろう。まず,それらを人体の生物学的機能を害さないように設計する必要がある。短期的には,磁場や超音波を用いて … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

賢い包帯

大きさ数nmの微小な材料を操ることで,傷口を保護する包帯を正確な薬剤送達システムに変えることができる。いわば「賢い包帯」だ。薬剤と包帯を積層したサンドイッチ構造をナノテクによって作り出すと,薬の放出量を調節できる。傷の状 … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

狙い撃ち抗がん剤

現在の抗がん剤は標的の腫瘍になかなか到達しにくい。人体の免疫系が薬を異物とみなして攻撃するほか,薬は腫瘍組織にうまく浸透せず,正常な細胞を害することも多い。ナノサイズの微小カプセルを用いてこれらの問題を回避する医薬が作ら … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

特集 ナノ医薬2015

DNA二重らせん分子の直径は2nmほどだ。いまやこうした極微の分子を操作して組み立てることが可能になり,新たな医薬と診断法につながりつつある。この特集では,ナノ医薬が現在何をもたらしているか,近い将来に何が可能になるか, … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

バクテリア社会の弱点を突く

 抗菌薬の効かない病原菌が増えて院内感染などが深刻な問題になっている。薬剤耐性が進化するのは,抗菌薬に強い変異株がもともと少数いて,耐性のない菌が死滅した好条件のなかでそれが急激に増えるためだ。これは進化の理にかなってい … 続きを読む

カテゴリ 2015年6月号, 記事

Cancer’s Off Switch / がん免疫療法の新アプローチ

In June 2004 I was asked to examine a 22-year-old woman who had just graduated from college and was engaged to be married. During the months leading up to her graduation, Shirley (not her real name) h … 続きを読む

カテゴリ 2015年1月号, 英語で読む日経サイエンス

がん免疫療法の新アプローチ

抗がん剤や放射線治療が腫瘍を直接攻撃するのに対し,免疫療法は身体自身の防御機能を引き出して悪性腫瘍と闘わせる。従来の免疫療法のほとんどは,免疫細胞の力を増強してがんを攻撃しようとしていた。アクセルを踏んで車を加速するよう … 続きを読む

カテゴリ 2015年1月号, 記事

エボラ,C型肝炎に威力 出番待つRNA医薬

 西アフリカでエボラ出血熱が発生し感染拡大が懸念されているが,いまのところ手の打ちようのないこの病気に治療薬が登場するかもしれない。siRNAという短いRNA分子を用いてエボラウイルスの増殖を止める薬だ。これはいま注目を … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事