タグ : 医薬

フィルム状のワクチン〜日経サイエンス2020年8月号より

常温で長期保存,輸送も簡単に   ワクチンが近くフィルムデビューを果たすかもしれない。フィルムといっても映画にデビューする話ではない。テキサス大学オースティン校の薬剤学の専門家クロイル(Maria Croyle … 続きを読む

カテゴリ 2020年8月号, News Scan

希少疾患に光明 アンチセンス核酸医薬

アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)は化学的に改変したDNAやRNAの短い鎖で,特定のRNAに由来して生じるタンパク質を変えるように設計されている。数十年の苦闘の末,この技術がついに本領を発揮し始めた。脊髄性筋萎縮症 … 続きを読む

カテゴリ 2020年7月号, 最新号の紹介, 記事

特集:核酸医薬

遺伝子変異のために適切なタンパク質を作れないことで生じる致死的な疾患がある。脊髄性筋萎縮症や筋ジストロフィーなどの難病だ。そうした変異遺伝子の発現過程を阻害して治療する人工のDNAやRNAがアンチセンス核酸医薬。長年の研 … 続きを読む

カテゴリ 2020年7月号, 最新号の紹介, 記事

麻薬性鎮痛薬からの離脱

米国ではかねて疼痛治療に麻薬性鎮痛薬(オピオイド)が処方されてきたが,合法・違法薬の多用による死者や依存が社会問題となり,厳しい制限が設けられた。用量を急に減らすと痛みに耐えられず,むしろ危険だ。高用量のオピオイドから安 … 続きを読む

カテゴリ 2020年6月号, 記事

War against Ourselves / バイオ医薬品のハードル 薬を排除する免疫

Ever since he can remember, even as a boy growing up on a small farm in Michigan, Ken Martin has battled betrayal by his own body. Now 50 years old, Martin was born with hemophilia, and he bleeds almo … 続きを読む

カテゴリ 2018年5月号, 英語で読む日経サイエンス

バイオ医薬品のハードル 薬を排除する免疫

がんや心臓病,自己免疫疾患を治療する最新の薬剤には天然のタンパク質を模倣したものがあり,バイオ医薬品(生物学的製剤)と呼ばれる。化学合成された従来の薬よりも優れたものが多いが,厄介な問題が浮上してきた。投与されたバイオ医 … 続きを読む

カテゴリ 2018年5月号, 記事

1型糖尿病ワクチン 衛生仮説が示す可能性

1型糖尿病は2型と違って食事とは無関係に発症し,遺伝的要因と環境要因の両方が関与している。先進国では衛生設備の改善につれてポリオや1型糖尿病など特定の疾患の罹患率が上昇した経緯がある。これは幼少期に病原体に曝露する機会が … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 記事

ぴったりの薬を選ぶゲノム薬理検査

医薬品のなかには,患者の体質によって深刻な副作用を生じるものがある。当人の遺伝子が影響するためで,多くの患者が潜在的な危険にさらされている。これに対し,遺伝子が医薬品の作用にどう影響するかを研究する「ゲノム薬理学」の進展 … 続きを読む

カテゴリ 2017年1月号, 記事

炎症反応の指揮者 インフラマソーム

炎症が起こる際に作られる「インフラマソーム」というタンパク質複合体に注目が集まっている。炎症反応には多数の免疫細胞やシグナル分子が介在し,非常に複雑なものに見えるが,実際には,体内のすべての細胞はほぼ同じ経路を介して炎症 … 続きを読む

カテゴリ 2015年10月号, 記事

ギャップ結合 聞こえてきた細胞の会話

私たちの体を構成する細胞どうしは様々な方法で情報交換している。血流に乗って伝わるホルモンはその一例だ。神経細胞は化学物質の一種を介して情報を伝える。これらとは別に,ほぼすべての細胞は,自分の内部と隣の細胞の内部を直接つな … 続きを読む

カテゴリ 2015年9月号, 記事

慢性疼痛を鎮める新アプローチ

腰痛や頭痛,関節炎などの慢性的な痛みに苦しむ人は一般の想像以上に多い。米国の場合,がんと心臓病,糖尿病の患者の合計よりも多く,経済的な損失でも上回っている。慢性疼痛は治療が難しく,特に神経性の痛みは一般的な抗炎症薬がほと … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

ナノボットを放て!

生体適合性の運搬車と燃料を用いて,自力で人体のどこにでも行き着くことのできるナノ医薬や装置が,いつの日か実現するだろう。まず,それらを人体の生物学的機能を害さないように設計する必要がある。短期的には,磁場や超音波を用いて … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

賢い包帯

大きさ数nmの微小な材料を操ることで,傷口を保護する包帯を正確な薬剤送達システムに変えることができる。いわば「賢い包帯」だ。薬剤と包帯を積層したサンドイッチ構造をナノテクによって作り出すと,薬の放出量を調節できる。傷の状 … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

狙い撃ち抗がん剤

現在の抗がん剤は標的の腫瘍になかなか到達しにくい。人体の免疫系が薬を異物とみなして攻撃するほか,薬は腫瘍組織にうまく浸透せず,正常な細胞を害することも多い。ナノサイズの微小カプセルを用いてこれらの問題を回避する医薬が作ら … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事

特集 ナノ医薬2015

DNA二重らせん分子の直径は2nmほどだ。いまやこうした極微の分子を操作して組み立てることが可能になり,新たな医薬と診断法につながりつつある。この特集では,ナノ医薬が現在何をもたらしているか,近い将来に何が可能になるか, … 続きを読む

カテゴリ 2015年8月号, 記事