タグ : 動物学

デンキウナギの必殺技

デンキウナギが獲物を電気ショックで気絶させることは昔から知られているが,その攻撃の仕組みや,電撃が獲物にどう影響しているのかといった詳細は謎だった。一連の実験によって,この動物が電場を使って獲物を検知し,追跡し,無力化す … 続きを読む

カテゴリ 2019年7月号, 最新号の紹介, 編集部のピックアップ, 記事

高度な言語が生まれた理由

人間の言語コミュニケーションは他の動物の身振りや音によるコミュニケーションよりもはるかに構造的で複雑だが,人の言語のこのユニークさを説明できるような人間特有の生理的,神経的,あるいは遺伝的な形質を発見する試みは失敗に終わ … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 最新号の紹介, 記事

犬と猫 アタマの勝負

思考を担っているのは脳の大脳皮質という表層部分だ。動物の皮質ニューロンの数を新たに計数した結果によると,犬は猫に大差で勝る。雑種犬の皮質ニューロンが4億3000万個近いのに対し,猫は2億5000万個だ。他の肉食動物では意 … 続きを読む

カテゴリ 2018年11月号, 記事

キツネがイヌに化けるまで

「人類最良の友」といわれるイヌは野生のオオカミを人間が家畜化したものと考えられているが,具体的にどう飼い慣らしたのか,どのくらいの期間がかかったのかなど,その詳細は歴史のなかに失われてしまった。そこでオオカミからイヌへの … 続きを読む

カテゴリ 2017年8月号, 記事

アニマルCSI 動物虐待を科学捜査

暴行事件に巻き込まれたり,賭博目的の闘犬が横行したり,米国では動物虐待犯罪が問題になっている。だが法獣医学の専門家のおかげで現場と被害動物の状態が適切に調べられるようになり,事件を訴追する助けになってきた。そうした犯行現 … 続きを読む

カテゴリ 2017年7月号, 記事

新発見! 文化が促すシャチの種分化

新たな生物種が出現するのは,祖先種が地理的な障壁によって2つの集団に隔離されて交配できなくなり,独自の進化の道をたどるからだとされてきた。ところが,これがすんなり当てはまらない例が見つかった。世界の海に生息するシャチは, … 続きを読む

カテゴリ 2017年3月号, 記事

知られざるウマの生態

飼育下のウマについては訓練法や育て方が昔から研究されてきたが,野生のウマの行動に関する科学的研究はほとんどなかった。近年の研究がこの空白を埋め始めている。野生のウマを長期間観察した結果,ウマの群れがオス中心の力関係にある … 続きを読む

カテゴリ 2016年2月号, 記事

鳴き声聞けば百戦危うからず〜日経サイエンス2014年7月号より

雄ジカはライバルの求愛コールを聞いて疲労度を判断しているらしい    オスのダマジカは周囲をはばかることなく交尾相手となるメスを探す。繁殖期になると1時間に3000回も求愛の鳴き声を上げる。この鳴き声には2つの … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, News Scan

リーダーに続け~日経サイエンス2014年2月号より

魚群のシンクロ遊泳の秘密が解明され始めた    ゴールデンシャイナーとして知られるミノウ(ヒメハヤ)という魚は,オリンピックの最も厳しい審査員を感動させるほど見事なシンクロナイズドスイミングを披露する。こうした … 続きを読む

カテゴリ 2014年2月号, News Scan

謎に包まれたモグラ その生き様を探る:川田伸一郎

ユーモラスな姿から一般にもなじみがあるモグラ しかし,その生態や分布には謎が多い 世界を股にかけ,未知のモグラを探して旅は続く    新宿の高層ビル街を間近に望む国立科学博物館(科博)新宿分館。その標本収蔵室に … 続きを読む

カテゴリ 2012年1月号, 記事

ジェーン・グドール チンパンジーと歩んで50年

 ジェーン・グドールがタンザニアのゴンベで野生チンパンジーの観察を始めてから50年がたった。それまでヒトだけが行うとされていた道具の使用や動物の個体間にも“個性”があるといった,当時の常識を覆すような研究を数多く発表して … 続きを読む

カテゴリ 2011年3月号, 記事

最強の生き物 クマムシの素顔

 カラカラにひからびても,氷漬けになっても,真空中に放り出されても,放射線を浴びても平気。クマムシはそんな不思議な生物だ。体長は1ミリにも満たず,肉眼で見ることは難しいが,高山から深海,砂漠から南極までいたるところに生息 … 続きを読む

カテゴリ 2010年11月号, 記事