タグ : 免疫

AIDSの経験に学ぶ

今後,新型コロナウイルスとの戦いはどう展開するのか? それは誰にもわからない。だが,AIDS(後天性免疫不全症候群)を引き起こすHIVとの長年の戦いから得られたいくつかの教訓が手がかりとなる。例えばワクチンができる保証は … 続きを読む

カテゴリ 2020年12月号, 最新号の紹介, 記事

ゲノム解析でウイルスの謎に挑む

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)には大きな謎がある。かかっても一部の人しか重症化せず,人によって症状は全く異なる。欧州とアジアなど,地域によって流行の規模や様相に差異がある。こうした国レベルや個人レベルのばら … 続きを読む

カテゴリ 2020年8月号, 記事

図説 感染・増殖・防御の仕組み

新型コロナウイルスSARS-CoV-2がどのようにヒトの細胞に潜入し,自らの複製を作って他の多くの細胞に侵入し感染を広げていくのか,現時点でわかっている事柄を詳しく図解する。免疫系がウイルス一般を無力化する通常の仕組みと … 続きを読む

カテゴリ 2020年8月号, 記事

免疫系が脳を動かす

解剖学の教科書では,これまで何十年にもわたって,身体の中で最も複雑なシステムである「脳」と「免疫」はほぼ完全に互いに独立していると語られてきた。誰に聞いても,脳は身体の操作だけをし,免疫は身体の防衛のみを担っているという … 続きを読む

カテゴリ 2019年1月号, 記事

未知の免疫機構 発見へつないだバトン

 本庶佑氏のノーベル生理学・医学賞の受賞理由では,基礎研究が新たながん免疫治療薬を生んだことが高く評価された。ところが本庶氏は「当初はがんと関連するとは思わなかった」と研究が始まった1990年ごろのことを振り返る。本庶氏 … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

バイオ医薬品のハードル 薬を排除する免疫

がんや心臓病,自己免疫疾患を治療する最新の薬剤には天然のタンパク質を模倣したものがあり,バイオ医薬品(生物学的製剤)と呼ばれる。化学合成された従来の薬よりも優れたものが多いが,厄介な問題が浮上してきた。投与されたバイオ医 … 続きを読む

カテゴリ 2018年5月号, 記事

1型糖尿病ワクチン 衛生仮説が示す可能性

1型糖尿病は2型と違って食事とは無関係に発症し,遺伝的要因と環境要因の両方が関与している。先進国では衛生設備の改善につれてポリオや1型糖尿病など特定の疾患の罹患率が上昇した経緯がある。これは幼少期に病原体に曝露する機会が … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 記事

特集:糖尿病と戦う新戦略

糖尿病を治療・予防する新たな道が開けてきた。1つは外科手術によって腸をバイパスするという大胆な方法。食事療法や投薬よりも効果が高いことが確かめられた。もう1つは肥満とは無関係にインスリンを作れなくなる1型糖尿病に対するも … 続きを読む

カテゴリ 2018年4月号, 記事

胎盤の不思議

胎盤は必要な栄養などを母体から胎児へ供給している重要な臓器だが,いまだに謎も多い。胎盤は胚から発生する組織で,母体にとっては基本的に“異物”であるはずなのに,母親の免疫系はこれを拒絶しないどころか,胎盤の形成と子宮への侵 … 続きを読む

カテゴリ 2018年2月号, 記事

ついに見えたHIV予防ワクチン

HIVの感染を防ぐワクチンはいまだにできていない。ワクチンとして使うのに適したウイルスのエンベロープ(外被)タンパク質が,どう合成してもすぐに分解してしまうのが一因だ。そうしたバラバラのタンパク質では,免疫系を刺激して抗 … 続きを読む

カテゴリ 2017年5月号, 記事

痒みの科学

急性の痒みには,虫や有毒植物を避けるよう警告する役割がある。虫刺されなどお馴染みのケースでは,皮膚で免疫細胞が作動してヒスタミンという化学物質を放出している。しかし慢性的な痒みは,なぜかはっきりした原因なしに生じることが … 続きを読む

カテゴリ 2016年9月号, 記事

ポストエボラ症候群

西アフリカのエボラ出血熱に終息宣言が出た現在も,約1万7000人が「ポストエボラ症候群」と呼ばれる危機にある。リベリアでの調査によると,生還者の60%が目の問題を,53%が筋肉痛・関節痛を,68%が神経関連の問題を抱えて … 続きを読む

カテゴリ 2016年9月号, 記事

本庶 佑(京都大学名誉教授):免疫チェックポイント阻害剤に道

人間の体を守るべき免疫が,がん細胞にはどうして働かないのか。その謎を解き,がん細胞に対する免疫の働きを回復させる新たな治療薬が「免疫チェックポイント阻害剤」だ。この分野で先頭を走るのが本庶佑京都大学名誉教授(先端医療振興 … 続きを読む

カテゴリ 2016年8月号, 記事

坂口志文 (大阪大学特任教授):制御性T細胞を発見

自己免疫疾患は数多い。多発性硬化症やバセドウ病,Ⅰ型糖尿病など特定の臓器で発症するもののほか,関節リウマチや全身性強皮症など全身に症状が出る病気もある。いずれも本来,外敵だけを攻撃する生体防御の仕組みに異常が起き,自分の … 続きを読む

カテゴリ 2016年8月号, 記事

がん免疫療法2016 3つのアプローチ

免疫系の能力を増強し,がん細胞を攻撃して抑え続ける新世代の治療法が,過去5年間に目覚ましい成果を上げた。「免疫チェックポイント阻害剤」「樹状細胞ワクチン」「キメラ抗原受容体発現T細胞」という3つの新アプローチが実用化ない … 続きを読む

カテゴリ 2016年8月号, 記事