タグ : ワクチン

デング熱ワクチンの混迷 抗体依存性感染増強

毎年3億9000万人以上がデングウイルスに感染している。デングウイルスに初めて感染した人は大半が感染に気づかないが,再感染した場合には命を落とすことがある。デングウイルスへの再感染がなぜ初感染よりもはるかに致死的なものに … 続きを読む

カテゴリ 2019年9月号, 記事

自然免疫を刺激? 疫学データが示す可能性

ワクチンはそれぞれ特定の病気を標的にしているが,ある一連の研究によると,一部のワクチンはずっと広範な防御能力をもたらしているようだ。特に生ワクチンは子供の総死亡率を50%引き下げる可能性があるという。この研究はアフリカの … 続きを読む

カテゴリ 2019年9月号, 記事

特集:ワクチンの予想外の功罪

18世紀末以来,感染症を予防するワクチンは多くの命を救ってきた。確立した医療技術と考えられがちだが,従来の“常識”に反する効果が報告され,議論を呼んでいる。1つは生ワクチンが様々な感染症に対する広範な防御能力をもたらして … 続きを読む

カテゴリ 2019年9月号, 記事

ついに見えたHIV予防ワクチン

HIVの感染を防ぐワクチンはいまだにできていない。ワクチンとして使うのに適したウイルスのエンベロープ(外被)タンパク質が,どう合成してもすぐに分解してしまうのが一因だ。そうしたバラバラのタンパク質では,免疫系を刺激して抗 … 続きを読む

カテゴリ 2017年5月号, 編集部のピックアップ, 記事

エボラ戦争

 待望のワクチンを目指して 西アフリカで昨年来続いているエボラ出血熱の流行は過去最大のアウトブレイクで,1月中旬までに2万1000人以上が発病し,8500人を超す死者が出ている。以前のアウトブレイクは散発的で幸いにして小 … 続きを読む

カテゴリ 2015年4月号, 記事

冷戦下に生まれた生ワクチン

 冷戦時代,米ソ両超大国の人々は互いよりも恐ろしい,身近なところに潜む敵,ポリオがもたらす死の恐怖のなかで暮らしていた。当時のニュース映画は四肢がゆがんだ子供たちや,棺桶のような「鉄の肺」(呼吸補助装置)のなかに力なく横 … 続きを読む

カテゴリ 2012年7月号, 記事

根絶計画 詰めの一手

 足などが麻痺し,主に子供がかかる「小児麻痺(ポリオ)」はウイルス感染で起きる。1988年,ポリオ根絶に向けて世界的規模でのワクチン接種が始まって以来,自然発症数は減り続け,2011年には約650件にまで下がった。だが完 … 続きを読む

カテゴリ 2012年7月号, 記事

特集:ポリオ制圧へ

 かつて猛威を振るった小児麻痺(ポリオ)は,ワクチンが奏功し,世界的に患者数が激減している。だが制圧には,もうひとつ大きな壁が立ちはだかる。経口生ワクチンからの撤退だ。生ワクチンの場合,まれな確率ではあるが逆にポリオを引 … 続きを読む

カテゴリ 2012年7月号, 記事

がんワクチン新時代

 現在の日本では男性の2人に1人,女性の3人に1人ががんになる。治療法は手術,抗がん剤による化学療法,放射線で病巣をたたく放射線療法の3つしかない。いずれの治療法も長年の改良で,効果はめざましく向上しているが,効なく命を … 続きを読む

カテゴリ 2012年1月号, 記事

禁煙ワクチンへの期待〜日経サイエンス2011年11月号より

臨床試験が進行,実用化へ    どの喫煙者もいうように,禁煙は比較的簡単だ。難しいのはいかに逆戻りを防ぐか。やめてから数週間後,あるいは数カ月たっても,一服吸いたい衝動に駆られる。禁煙パッチや禁煙ガムなど,最初 … 続きを読む

カテゴリ 2011年11月号, News Scan

最短距離でワクチンへ

 ワクチン実用化には長い年月と莫大な研究費が必要だ。数千人が加わる臨床試験で思わしくない結果が出て,開発が断念される場合もあり,そうなると患者にも製薬企業にも大きな失望を与えることになる。そんな危うい開発物語が過去のもの … 続きを読む

カテゴリ 2011年9月号, 記事

正念場迎えるマラリアワクチン

 この冬,マラリアに対するワクチンの臨床試験が終わる。成功裏のうちに臨床試験を終えるマラリア予防ワクチンはこれが初めてだ。これまでのところ経過は良好で,早ければ2015年にはアフリカで使われることになるだろう。マラリアの … 続きを読む

カテゴリ 2011年2月号, 記事

豚はインフルエンザ工場

 豚はインフルエンザウイルス遺伝子のるつぼだ。2009年の新型インフルエンザ・パンデミックをもたらしたウイルスがどこから来たのかは明らかでないが,豚,鳥,人間のインフルエンザウイルスの遺伝子が混ぜ合わさって生じたのは間違 … 続きを読む

カテゴリ 2011年2月号, 記事

DNA医薬の時代

 プラスミドという環状のDNAに病原体タンパク質の遺伝子を載せてワクチンとして利用する──このシンプルでエレガントなアイデアは1990年代に登場した。プラスミドDNAを直接,皮膚などの細胞に取り込ませれば,細胞はプラスミ … 続きを読む

カテゴリ 2010年10月号, 記事

ワクチン開発は続く

 1983~84年にエイズを引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)が特定されると,感染を予防するワクチンがすぐに開発されるだろうと専門家を含めた誰もが思った。だが,その楽観論を裏切り,25年たった今も効果的なワクチンは … 続きを読む

カテゴリ 2009年2月号, 記事