タグ : ブラックホール

初期宇宙のドラマを再現

初期宇宙では場所によってはガスが超音速で流れていた。この“暴風域”が宇宙の進化にどのような役割を果たしたのか,研究が進んでいる。今回,暴風域の中に暗黒物質の高密度域が存在する場合,宇宙誕生から約1億年後,太陽の数万倍の質 … 続きを読む

カテゴリ 2018年10月号, 記事

浮上した直接崩壊シナリオ

誕生から10億年以内の宇宙に約10億太陽質量のブラックホールが存在していたことが観測から明らかになっている。従来のブラックホール形成シナリオ,つまり大質量星の死を出発点とするシナリオでは,観測されているような巨大ブラック … 続きを読む

カテゴリ 2018年10月号, 記事

ブラックホールで一般相対論を検証

 一般相対性理論は数々の検証に耐えてきたが,ブラックホールの縁など重力が極めて強い場所での検証は行われていない。近々,天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールの事象の地平面を観測するプロジェクトがスタート,そうした検証が … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

時空の終端 ファイアウォール

 ブラックホールから粒子が漏れ出すというホーキングの発見は,物理学の理解に残るギャップを露呈した。この「ホーキング放射」はブラックホール内部で情報が破壊されることを意味するように思える。しかし,量子力学は情報の消失を禁じ … 続きを読む

カテゴリ 2015年7月号, 記事

始まりは4次元ブラックホール

宇宙は密度無限大の点から突然誕生したと考えられているが,なぜそんな特異な点が存在したのか,謎に包まれている。この特異点の問題をうまく回避できる新しいアイデアを著者らは提唱している。高次元の宇宙で超新星爆発が起き,ブラック … 続きを読む

カテゴリ 2014年11月号, 記事

宇宙最初の星明かり

 宇宙最初の星々や銀河は,現在の天体とはまるで異なっていた。それらがどのように生じたのか,天文学者は時間をさかのぼって探求している。関心の的は,宇宙の「再電離」を引き起こしたのは何かという問題だ。電気的に中性な水素原子が … 続きを読む

カテゴリ 2014年6月号, 記事

巨大ブラックホールと生命

 一般的に銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在し,周囲の物質を吸い込むと同時に,莫大な量のエネルギーを放出している。超大質量ブラックホールの活動は,母銀河に驚くほどの影響を及ぼし得る。活動が激しすぎたり,穏やかすぎ … 続きを読む

カテゴリ 2012年11月号, 記事

特集:コズミックストーム

 宇宙には様々な“風”が吹いている。地上の風は空気の流れだが,宇宙の風は陽子などの電離ガス(プラズマ)の流れだ。太陽からは常時,プラズマが吹き出していて太陽風という。他の恒星の場合は恒星風または星風という。より大きなスケ … 続きを読む

カテゴリ 2012年11月号, 記事

Goldilocks Black Holes / Mサイズのブラックホール

Astronomers have known for some 10 years that nearly every large galaxy contains at its core an immense black hole—an object having such intense gravity that even light cannot escape. The death of s … 続きを読む

カテゴリ 2012年4月号, 英語で読む日経サイエンス

Mサイズのブラックホール

 ブラックホールは重い星が爆発して生み出されるが,その質量は最大でも太陽の100倍程度。一方,多くの銀河の中心には太陽の数百万倍から数十億倍の質量のブラックホールがある。前者をSサイズとすれば後者はLサイズだが,宇宙には … 続きを読む

カテゴリ 2012年4月号, 記事

「始まり」を探る

 宇宙は,そして生命はいつどのように始まったのだろう?創世記の物語は古来,人々の関心を集めてきたが,あまりに身近すぎて存在すら意識していないものの「始まり」にも興味深い物語が秘められている。取りあげる誕生譚のテーマは例え … 続きを読む

カテゴリ 2011年8月号, 記事

X線望遠鏡NuSTAR

 これまでの米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡では,高エネルギーX線を収束してクリアな高品質画像を作ることはできなかった。2012年前半に打ち上げられる宇宙望遠鏡NuSTAR(Nuclear Spectroscopic … 続きを読む

カテゴリ 2011年7月号, 記事

宇宙ステーションの至宝 アルファ磁気分光器

 16年の歳月と20億ドルをかけた世界最高の宇宙線検出器が,ちょっと前まで,どこかの倉庫に文字通りお蔵入りになりそうな情勢だった。米航空宇宙局(NASA)は2010年までに国際宇宙ステーション(ISS)の建設を終えてスペ … 続きを読む

カテゴリ 2011年6月号, 記事

宇宙の時間が終わるとき

 「時間」は行進曲のようなものだ。倦まずたゆまず,未来永劫,同じペースで刻み続ける──と,普通は考えられている。だがアインシュタインの相対性理論によれば,時間は気まぐれな即興曲だ。物体の状況や動きによって加速も減速もし, … 続きを読む

カテゴリ 2010年12月号, 記事

大予測 破滅の確率

 「かくて世の終わり来たりぬ 地軸くずれるとどろきもなく ただひそやかに」とうたったエリオット(T. S. Eliot)には失礼ながら,世界が実際に終末を迎えるときにはおそらく,すすり泣きの声ではなく,爆発の大音響がとど … 続きを読む

カテゴリ 2010年12月号, 記事