きょうの日経サイエンス

2015年10月19日

STAP細胞報道で日本医学ジャーナリスト協会賞

NPO法人日本医学ジャーナリスト協会が実施する第4回(2015年度)「日本医学ジャーナリスト協会賞」の大賞(新聞・雑誌部門)に,日経サイエンス編集部次長として弊誌でSTAP細胞問題を報道した古田彩(現日本経済新聞社科学技術部次長)と,詫摩雅子氏(日本科学未来館科学コミュニケーション専門主任)が選ばれました。同協会が19日発表,11月6日に授賞式が開催されます。

 

受賞理由は以下の通りです。

『STAP細胞に関して新聞・テレビはおびただしく報道をしたものの、興味本位な周辺の報道が目立ちました。そのなかで、古田彩さんと詫摩雅子さんは、科学的証拠をもとに真相解明することに集中して真実を明らかにしました。

 

「日経サイエンス」2014年6月11日発行の号外「STAP細胞 元細胞の由来、論文と矛盾」では、独自に入手したSTAP細胞の遺伝子データ解析についての理化学研究所の内部資料に基づいて、STAP細胞が、実は既存の多能性細胞、ES細胞(胚性幹細胞)である可能性が高いことを報じました。

 

8月号「STAP細胞の正体」ではこれを詳報、9月号「STAP幹細胞はどこから?」で、STAP細胞が、論文著者の小保方晴子氏が実験していた研究室で作成された既存のES細胞であった可能性をいち早く指摘。15年3月号では、判明した事実をもとに、STAP細胞が最初から存在しなかったことを解説しました。

 

高度な取材力と分析力に裏打ちされた質の高い記事は、科学誌ならではの調査報道のあり方を示したものと高く評価されました.』

 

 

詳細は日本医学ジャーナリスト協会のサイトに。

サイト内の関連記事を読む