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聡明に長生きするための遺伝子〜日経サイエンス2007年5月号より

 

 100歳まで生きる人はざっと1万人に1人だが,もしそこまで長生きするなら心身ともに健康にと願いたいもの。まさにそれを可能にする遺伝子があるようだ。

 アルバート・アインシュタイン医科大学のバージライ(Nir Barzilai)らはアシュケナージ系ユダヤ人の高齢者158人を調べた。30項目のテストで合格点を取った100歳以上の人は,CETPという遺伝子に同じ変異を持つ人の割合が不合格者に比べて2~3倍高かった。75~85歳の人では5倍の差があった。

 

 CETP変異遺伝子を持つ人は,血中のコレステロール粒子が通常よりも大きめになる。コレステロールが血管内壁にくっつきにくく,心筋梗塞や脳卒中が起きにくくなるらしい。
Neurology誌2006年12月26日号に掲載。

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