きょうの日経サイエンス

2010年9月22日

Google,おそるべし

9/18の「イカロス通信再開」の記事の最後に探査機たちの愛称(?)を書きました。多くはイカロス君(これがツイッターでの正式な名前です)のツイッターに登場した呼び名で,他には忘れてはならない「はやぶさ兄さん」や「うっちーさん」(内之浦の34m通信アンテナ)「うすださん」(臼田の64m通信アンテナ)などが出てきます。はやぶさ帰還ツイッターには「のぞみ姉さん」(火星探査機のぞみ)というのも出てきたっけ。

 

詫摩が最初に「うすださん」を見たのは5月末か6月の頭くらいだったと思います。前後のつぶやきから地上のアンテナのことだとわかりましたが,「モノは試し」とばかりに「うすださん」でググって見たら,JAXAの公式サイト「臼田宇宙空間観測所」が一番上に表示されました(現在はウィキペディアが一番上に来ます)。イカロス君たちが「うすださん」と呼んでいるのは,臼田宇宙空間観測所のパラボラアンテナのことですから,とっても正しい検索結果です。

 

ですが,JAXAの「臼田宇宙空間観測所」のページには,「うすださん」という言葉は一言もでてきません(そりゃそうだろうとは思いますが)。念のため,ソースといって,ブラウザーでは表示されない部分も見てみましたが,やっぱり「うすださん」はありません。

 

Googleはそれでも「うすださん」で検索するとJAXAの「臼田宇宙空間観測所」を一番上や二番目に出してきます。

 

現在一番上に表示されるウィキペディアでの説明文や,個人のブログなどで,「うすださんとは臼田のパラボラアンテナのこと」などといった記載があるので,ここから判断しているのだと思いますが,それにしてもそれを機械でプログラム的にやっているわけですから,スゴイ!

 

「Googleは本当に人手を介していないのか?」とたまに思います。(詫摩)