カテゴリ : 2018年6月号

ホーキングの遺産

「理論物理学者には,抽象的・概念的な思考に長けている人と,具体的な問題を解くための数理的な技術に長けている人という2つのタイプがある。だがこの3月14日に生涯を終えたホーキング(Stephen W. Hawking)は, … 続きを読む

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物理学の本質を突く問題を提起

「例えばブラックホールに本を投げ込んだとしよう。本がブラックホールの内部にとどまっている分には問題がないが,ホーキング博士が主張するように消えてしまうとなると,(本の情報は)いったいどこにいってしまったのか。物理学の基本 … 続きを読む

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特集:ホーキング追悼

3月に亡くなったホーキング博士は,すべてをのみ込むと思われていたブラックホールが放射することを突き止め,相対論と量子力学の統合理論への足がかりを築いた。理論物理学者で一級の語り手でもある村山斉氏,大栗博司氏がその偉業を解 … 続きを読む

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ゲノム編集はガラパゴスを救うか

ガラパゴス諸島はゾウガメなど独自の動物で有名だが,実はネズミをはじめ何百種もの外来種が侵入している。外来種の駆除は残酷な作業になる場合が多く,殺鼠剤の散布では家畜や子供を島外に移すなど住民の負担も大きい。より安全な方法と … 続きを読む

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地上最強のアゴ

ワニは現生動物のなかで噛む力が最も強い。著者たちはワニの“かみつく力”を測るスリル満点の研究を行い,水辺の環境を何千万年も支配してきた摂食生体力学を解明,その進化を読み解いた。また,これらのデータを用いて恐竜ティラノサウ … 続きを読む

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「勝つための議論」の落とし穴

米国では政治的な二極化が進むにつれ,相手を言い負かすことを主眼とした「勝つため」の議論が多くなってきた。特にフェイスブックやツイッターなどオンライン上でそれが顕著だ。こうした議論のスタイルが,議論している問題に対する当事 … 続きを読む

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共感の功罪

共感は社会生活を送ったり,親密な人間関係を築くうえで重要だ。また,共感の1つ「同情」は他者の苦しみを和らげようと手を差し伸べる動機となっている。だが,共感には負の側面がある。共感は親族や友人など親しい人に偏り,よそ者には … 続きを読む

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これでいいのか海洋保護区

生物多様性条約を批准ずみの各国は2020年までに自国の領海の10%を海洋保護区とすることで合意している。各国は指定を急いでいるが,その多くは漁業など海洋生物を害する活動がほとんど行われていない海域を指定しており,これでは … 続きを読む

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日経サイエンス 2018年6月号

素粒子物理学 特集:ポスト標準モデルへの手がかり ビューティー粒子の崩壊を追え  G. ウィルキンソン   スーパーKEKB始動  中島林彦 協力:後田 裕     特集:ホーキング追悼 物 … 続きを読む

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