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特集:マルチメッセンジャー天文学の幕開け

 星が発する光(電磁波)は星の情報を伝えるメッセンジャーだ。光を調べることで,星の組成や動き,星までの距離,さらにはどんな惑星が存在するのかさえわかることもある。光と違って目には見えないが,星はニュートリノという素粒子や … 続きを読む

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ゲノム解析でわかった複雑さ

大勢の人のゲノムを調べるゲノムワイド関連解析を通じて統合失調症の原因となる遺伝子変異を探り出そうとする研究が続いてきたが,これまでの成果は当初の期待に応えていない。関連の遺伝子は確かにいくつも見つかったが,いずれも影響は … 続きを読む

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特集:統合失調症に挑む

統合失調症というと特殊で恐ろしい精神病のイメージが強いが,実は全人口の約1%が発症するかなり一般的な精神疾患だ。原因がわかっていないため根本的な治療法がなく,患者や家族はもちろん,社会に大きな負担となっている。そこで大勢 … 続きを読む

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“才能”という罠

アメリカにおいて,博士号取得者のうち女性やアフリカ系の比率が高いのは美術史,心理学,教育学,美術史だ。逆に作曲学,哲学,物理学,コンピューター科学などでは低い。   こうした差は,何に起因するのだろうか。数学の … 続きを読む

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見過ごされてきた医学上の性差

2013年1月,米食品医薬品局(FDA)は,米国で最もよく使われる睡眠薬アンビエン(日本名マイスリー)の推奨用量を,女性についてだけ半減した。アンビエンと同じ有効成分を用いた製品を服用している米国女性570万人の15%が … 続きを読む

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男女関係の神話

古典的な進化論的説明によると,男女の行動の違いは進化の過程で獲得した動物全般に見られる行動パターンを反映している。この見方によれば,多くのジェンダーギャップは“自然”だ。例えば男性は向こう見ずで多くの女性と関係を持ちたが … 続きを読む

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データで見る男女格差

男女平等に向けた前進はあるものの,多くの格差が残っていることがデータから示されている。経済的機会と社会的機会に関して,女性はいまだに男性よりも不利な条件に置かれている。国会議員に女性が少ないことなど,こうした男女格差(ジ … 続きを読む

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心のなかの独り言 内言の科学

「今日は午前中にあの仕事を片づけるぞ」と気合いを入れたり,「こんなミスをするなんてバカだなあ」と自分を叱ったり,私たちは頭のなかで声にならない独り言をつぶやくことが多い。自分に語りかけるこの独り言は「内言」と呼ばれ,行動 … 続きを読む

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麻酔手術の曙

1846年12月21日,英ロンドン大学の階段手術教室でロバート・リストンという外科医がエーテルを用いた全身麻酔手術を実演した。それまで手術は激痛を伴う苦しみと同義だったが,重い骨髄炎に苦しんでいた患者は右脚の切断に何の痛 … 続きを読む

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日本最初の理科年表

宇宙の果てから極微の素粒子まで森羅万象のデータを一般市民が手に取れる形でコンパクトにまとめた書物,それが「理科年表」だ。類書は他国にもあるが,暦から天文,気象,物理,化学,地学,生物,環境まで文字通り理科全般を網羅し,情 … 続きを読む

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命をつなげる生殖細胞の謎を解き明かす:斎藤通紀

20〜30年前まで生殖細胞ができてくる道筋はよくわかっていなかった 分化の際に働き出す遺伝子はどれか,まわりの細胞が出す分化誘導因子は何か 培養皿の中で卵子・精子を作る試みは,それを解明するための研究だ   & … 続きを読む

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梶田隆章が語る研究展望

ニュートリノ物理学が大きく前進し始めたのは1998年,ニュートリノが飛行中に種類を変える「ニュートリノ振動」がスーパーカミオカンデで発見されてからだ。以来約20年,ニュートリノ振動を“探針”として使う実験で,ニュートリノ … 続きを読む

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日本のハイパーカミオカンデ始動へ

「カミオカンデ」「スーパーカミオカンデ」で世界のニュートリノ研究をリードしてきた日本で,それらに続く第3世代の実験施設「ハイパーカミオカンデ」の計画が固まった。早期着工が期待されている。 ニュートリノが飛行中に種類を変え … 続きを読む

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反物質が消えた謎

ニュートリノは,存在が知られている素粒子の中で最も理解が進んでいない粒子だろう。電荷がなく捕捉しにくいニュートリノは,他の粒子とほとんど相互作用しないため,かつては質量ゼロだと考えられていた。現在ではきわめて小さな質量を … 続きを読む

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特集:ニュートリノの物理学

ニュートリノは他の粒子とほとんど相互作用せず,地球でさえも素通りする。かつて質量ゼロとされたが,ニュートリノが飛行中に種類を変える「ニュートリノ振動」現象が捉えられたことで,超微小の質量を持つことが明らかになった。この幽 … 続きを読む

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