カテゴリ : 記事

躁だけの躁うつ病

うつだけを示す単極性うつ病はあるが,単極性の躁病は独立した診断名としては存在しない。だが米国では,うつに陥ったことなく躁だけを何度も経験する人が数千人はいるとみられる。精神科医の多くは単極性躁病は確かにあると認めながらも … 続きを読む

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ヒヒの群れに探る社会的きずなの健康学

「アンボセリ・ヒヒ研究プロジェクト」は精密な観察手法を使って野生のヒヒの行動を50年近く記録してきた。そのデータから,幼少期の逆境体験があるヒヒは早死にする傾向があることがわかった。一方,群れのなかで他の個体と強いつなが … 続きを読む

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デンキウナギの必殺技

デンキウナギが獲物を電気ショックで気絶させることは昔から知られているが,その攻撃の仕組みや,電撃が獲物にどう影響しているのかといった詳細は謎だった。一連の実験によって,この動物が電場を使って獲物を検知し,追跡し,無力化す … 続きを読む

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異常気象の多発を読み解く

ジェット気流が大きく蛇行すると,夏場の豪雨や熱波につながる。この蛇行パターンが停滞すると,そうした悪天候が何日も続く。ジェット気流の蛇行が大気の共振によってどのように増幅されて異常気象がさらに悪化するのか,量子力学で用い … 続きを読む

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陰謀論が広がる理由

事実に反する陰謀論は人々の政治行動に影響するほか,人を暴力行為に駆り立てる場合もある。不安を抱えている人は陰謀論的思考に特に引き込まれやすいことが,実験で示された。また,状況を制御できないという無力感もきっかけになる。一 … 続きを読む

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名大空電研1.5m太陽電波望遠鏡

東京大学東京天文台は明治から昭和にかけて日本の天文学をリード,現在の国立天文台の母体となっている。ただ第二次世界大戦直後に始まった電波天文学,特に太陽の電波天文学にはもう1つ源流がある。今はなき名古屋大学空電研究所,略称 … 続きを読む

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ロボット使う疑似体験 提唱から実用化へ:舘暲

本人に代わりロボットが外出したり作業したりするテレイグジスタンス 1980年代に提唱したアイデアの実用化が視野に入ってきた 遠隔操作はもちろん,遠隔旅行や遠隔就労も夢ではないかもしれない   ロボットが本人に代 … 続きを読む

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実験で明かす睡眠と記憶

睡眠学習はかつて米国でブームになったが,1950年代に睡眠中に聞いたことは記憶されないことがわかると,期待は急速にしぼんだ。だが最近の神経科学の研究から,学習の重要な部分が睡眠中に起こることが示された。目覚めている間の新 … 続きを読む

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眠気の正体に脳科学で迫る

誰もが知っており,毎日やっているのに,その仕組みや理由がよくわからない。そんなものの代表例が「睡眠」だ。クラゲ,線虫,魚,トカゲ,鳥,ネズミ,そして人間まで,多くの動物が睡眠をとる。忍び寄る天敵の足音に気づかないまま命を … 続きを読む

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特集:睡眠とは何か

 人はなぜ眠くなるのか。直観的には,体に何かがたまっていくような気がするが,実際に何が起きているのかは長年の謎だった。このほど日本の研究グループが,眠気の正体が脳内にある80種類のタンパク質の化学変化であることをつきとめ … 続きを読む

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「あかつき」が見た金星の風

金星は地球と大きさも密度もほぼ同じで太陽からの距離も地球にかなり近いが,大気は全く違う。濃密な二酸化炭素で,惑星全体が硫酸の雲で覆われている。金星大気の大きな謎は自転速度をはるかに超えるスピードで惑星を周回していること。 … 続きを読む

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第2の地球がたどった道

金星と地球はほとんど同じ状態からスタートしたが,どこかの時点から別の道をたどり,地球は海と大気を持つようになった。一方の金星表面は生命が住めない環境になった。ただし現在も火山活動が起こっており,プレートテクトニクスの初期 … 続きを読む

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特集:金星 地球の双子星

夕焼け空の一番星,金星は「地球の双子星」として誕生したと考えられている。大きさも密度も地球とほぼ同じで,太陽からの距離も地球にかなり近い。しかし現在の金星は灼熱の世界で,自転速度をはるかに超える猛スピードで大気が惑星を周 … 続きを読む

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ジャンク化石の山から人類史の宝を探す

 デニソワ洞窟など中期〜後期旧石器時代の遺跡では多くの化石骨が見つかっているが,そのほとんどは小さすぎて解剖学的特徴から種を特定できない。動物の骨の同定に使われてきたZooMSを用いることで,ジャンク化石の山から人類の骨 … 続きを読む

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ゲリマンダーを幾何学で見破る

特定の候補に有利になるような恣意的な選挙区割り「ゲリマンダー」があったとの訴訟が米国で相次いでいる。区割りが不自然に偏っていることを,客観的に判定する方法はあるのだろうか? 可能な区割りのパターンは天文学的に多く,そのす … 続きを読む

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