カテゴリ : 記事
情報から生まれる量子力学
物理学者の多くは,内心「量子力学を理解した気になれない」と感じている。量子力学が語る現象が奇妙だから,ではない。それを言うなら「速く動くほど時間が遅れる」などと主張する相対論だって十分に奇妙だが,といって「相 … 続きを読む
揺らぐ境界 非実在が動かす実在
「私はニューヨークメッツの大ファンだ。メッツの試合がある日は,何が何でもテレビを見なければならないと思う。なぜって? 私がテレビに向かって応援すれば,メッツが勝てる気がするからだ」(N. D. マーミン「量子 … 続きを読む
バイオニック義肢 ロボットアームと神経をつなぐ
『スター・ウォーズ』ファンなら知っているように主人公ルーク・スカイウォーカーは精巧なロボットアームを装着している。しかし,その動き具合を調べるワンシーンが映画になかったら,ルークが義手であることを画面から感 … 続きを読む
オレンジを襲うグリーニング病
朝食に添えられた1杯のオレンジジュースは気分を爽やかにしてくれるが,そのささやかな楽しみに危機が忍び寄っているのをご存知だろうか。世界のオレンジ大産地である米国のフロリダ州とカリフェルニア州に「カンキツグリ … 続きを読む
海流と気候 メキシコ湾流再考
英国が北海道とほぼ同緯度にあるなど,ヨーロッパは高緯度に位置するが,その割には冬も比較的暖かい。これはヨーロッパの横を流れるメキシコ湾流が低緯度地方から熱を運んで来るためだと言われてきた。しかし,学校でも長 … 続きを読む
翼を得たシチズン・サイエンス
「花粉を運ぶマルハナバチの国内分布を確かめようと,東北大学や山形大学などの研究チームが住民参加型の調査を開始」(5月3日の日本経済新聞夕刊)。この調査では,マルハナバチらしき昆虫を見つけた人が携帯電話でそれ … 続きを読む
スピントロニクスを誰にでもわかる形に
電子のスピンと電荷の両方を操って新たな物理現象を実現する科学の発見を人々にわかる技術につなげるのが狙いだ エレクトロニクスの先端分野,スピントロニクス研究の第一線にいる湯浅新治は,巨大TMR(ト … 続きを読む
人類の起源 崩れる祖先像
こぶしをついて四足歩行していたサルがしだいに背中を伸ばして立ち上がり,二本足で真っ直ぐ立って歩くヒトになっていく──人類進化の解説書にはそんなイメージ図がよく載っている。「進化の行進図」と呼ばれるものだが, … 続きを読む
これが天才だ!/天才たちの系譜
天才とは,そもそもどういう人のことをいうのだろうか? 天才について考えることは,最も魅力的な人々の歴史を呼び起こすことだ。天才とされる代表的な人物について,その業績と特徴を考察してみよう。ずぬけて創造的な … 続きを読む









