カテゴリ : 2000年3月号

視覚から意識の世界をのぞく

 だまし絵のような2通りに解釈できる絵は,一方の解釈で見ているときには,もう一方の解釈の絵は見えない。2つの解釈が入れ替わるときに,脳の中ではいったい何が起きるのだろうか。    著者たちが研究しているのは,2 … 続きを読む

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逆回しの音響学

 手に握った豆をばらまくシーンをビデオで撮影し,逆戻しで再生すると,散った豆が手に吸い寄せられるように集まってくる。これと同じように1カ所から出た音を周囲に置いた数多くのマイクで拾ってテープレコーダーで録音し,それを逆回 … 続きを読む

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超長時間の滞空を目指す

 気球の補強ロープを布地に縫いつける際,しわを寄せてつくることによって,強度の強い気球ができるようになった。日本の設計による本格的カボチャ形スーパープレッシャー気球が世界で初めて完成,飛行した。    ごく軽い … 続きを読む

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火星の空を旅する

 気球は地球や惑星の大気上層部を研究する手段として,低コストですぐに結果が出る点が注目され,21世紀にはますます有力な方法になる。    現在,研究者は地球大気の最上層部に関心をもっており,100日間も滞空でき … 続きを読む

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成層圏に浮かぶ情報基地

 日本で高度20kmの成層圏に飛行船を浮かべ,情報基地にする計画が進んでいる。実現すれば,放送,情報,災害監視,科学観測など飛行船の広い応用が開ける。    2003年,日本の上空高度20kmの成層圏に全長24 … 続きを読む

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無着陸の世界一周成功

 気球といえば,空を飛ぶ乗り物としては古典的なイメージがあるが,1978年に大西洋横断に成功し,1981年に太平洋横断を果たすと,無着陸世界一周が競われるようになった。ついに1999年3月,ピカール(Bertrand P … 続きを読む

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静かで機敏な新ツェッペリン号

 新しい空気力学のコンピューターモデルを開発し,最新の材料を使って,ツェッペリン飛行船会社は欧州の空に再び新ツェッペリン号を蘇らせた。    1980年代後半,ツェッペリン飛行船建造会社の役員であるムグラーとコ … 続きを読む

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深海底の“燃える氷”メタンハイドレート

 それはスリリングな瞬間だった。巨大な金属製の顎(あご)のような海底サンプラー(試料採取装置)の口が開き,深海底から引きずりあげてきた“獲物”を,私たちの調査船「ゾンネ」の甲板上にどさっと広げた。泡だつ雪のような白い物質 … 続きを読む

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エネルギー資源開発の道を模索する日本

 昨年11月,静岡県御前崎の南西60km沖の太平洋上に25階建てビルに相当する高さ約75mもの巨大な掘削櫓(やぐら)が姿を現した。世界最大級の深海掘削リグ「M. G. ヒューム Jr.」(約2万4000トン)だ。岩を砕く … 続きを読む

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巣を乗っ取る女王アリ

 普通のアリと違い,サムライアリの働きアリは食物を集めたり幼虫や女王を養ったりせず,自分の巣を綺麗に掃除することもしない。そこでサムライアリは生きるために,自分たちと系統的に種が近いヤマアリ(Formica)属の働きアリ … 続きを読む

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理科教育の危機は本当か

 1995年に実施された第3次国際数学・理科教育調査(TIMSS)で,米国の高校生の得点は国際平均に満たなかった。これをきっかけに,米国では科学教育危機論が高まってきた。    さまざまな調査結果を見ると,米国 … 続きを読む

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日経サイエンス 2000年3月号

知の21世紀へ 特集:気球新時代 気球は衛星などと違って,低コストで,必要なときにすぐに上げられる特徴がある。地球や惑星の観測や研究の手段として,21世紀にはますます有力な方法になるだろう。   火星の空を旅す … 続きを読む

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