カテゴリ : 2001年5月号

エメラルドが古代にたどった道

 現在,エメラルドの産地といえば,コロンビアが有名だ。コロンビア産の石は透明度が高く,色も美しい。しかし,コロンビアがエメラルドの主要な産地として交易に登場するのは,スペインが南米に上陸した16世紀以降のことで,それ以前 … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

巧みなセールストークを科学する

 ある人が他者から直接的,間接的に影響を受ける過程(社会的影響過程)は,半世紀以上にわたり科学的な研究が行われてきた。本格的な研究は,第二次世界大戦における政府の広報活動や説得プログラムなどに活用するために始まった。それ … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

量子力学100年の謎

 量子力学が誕生して100年になるが,華々しい成功の陰で,いまだに解き明かされていない謎がある。 この論文は量子力学の最初の100年の総合報告だが,特にその謎に焦点を当てている。量子力学の意味について議論が続いており,量 … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

特集:しのび寄る水資源危機

 水資源の危機がしのび寄っている。発展途上国を中心に世界各地で水不足や水質汚染が深刻化し,食糧難や感染症などの原因になっている。世界の科学者や行政担当者らで組織する世界水会議は2000年春,「21世紀に向けた世界水ビジョ … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

世界規模で崩れる需給バランス

 文明の歴史は,人類が水資源とのつきあい方を学んできた歴史と密接にかかわっている。歴史上,最古の農耕社会が誕生したのは,農作物の栽培に十分な雨が降り,四季を通じて水を豊かにたたえる河川の近くだった。こうした場所に簡素な潅 … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

節水と食糧増産の両立は可能か

 現在,農業で使われる水は世界の水使用量全体のおよそ2/3を占め,発展途上国では90%に達する国も多い。2025年には地球の人口は80億人に達し,食糧需要も大幅に増加すると見込まれている。これほどの人口を養えるだけの食糧 … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

持続的利用への処方箋

水資源を保護しつつ有効利用するため,主に4つの対策が提案されている。それぞれの対策の現状と可能性を探った。     対策1 海水淡水化に秘められた可能性   対策2 巨大な袋で水を運ぶ &n … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

水資源保全と日本の役割

 世界各地で表面化している水資源の危機は日本にとって対岸の火事ではない。西日本など一部地域では渇水に頻繁に見舞われている。また日本は農産物や木材,繊維製品の世界有数の輸入国で,これらの生産に必要な水を間接的に大量に消費し … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

電子顕微鏡で量子の世界を見る

  緑豊かな比企丘陵に囲まれた埼玉県鳩山町の日立製作所基礎研究所に2000年春,高さ7m,総重量40トンという巨大な顕微鏡が完成した。尖った針の先から放たれる高輝度の電子線を利用して,ミクロの物体を観察する「100万ボル … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

Y染色体の不思議な進化を探る

  ヒトの細胞には46本の染色体が存在する。そのうち,ペア・ウォッチのようにそっくりな2本の染色体同士が対となった22組(合計で44本)は「常染色体」と呼ばれている。残りの2本(X染色体とY染色体)のペアは,その組み合わ … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 記事

日経サイエンス 2001年5月号

特集:しのび寄る水資源危機 水資源の確保が地球規模の新たな課題として急浮上してきた。人口爆発に伴って水の需要も急増し,2025年には世界人口の約4割が飲み水や農業用水などの不足に直面すると予想されている。世界各地で水利権 … 続きを読む

カテゴリ 2001年5月号, 雑誌