カテゴリ : 2002年11月号

肥満に弱い日本人

 日本でも食生活やライフスタイルの欧米化に伴い,肥満人口は増加の一途をたどり,今や推計2300万人に達している(男性1300万人,女性1000万人)。このうちの約半数は病気を持たない“健康な肥満者”である。残りの半分にあ … 続きを読む

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肥満がなぜ病気を招くのか

 いわゆる生活習慣病では,食べ過ぎによる肥満が危険因子として当たり前のように重要視されてきた。しかし,なぜ肥満が多彩な生活習慣病を引き起こすのだろうか? そのメカニズムについては,実は十分に理解できていなかった。肥満とい … 続きを読む

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薬で肥満症を治す

 肥満症にみられる合併症をそれぞれ別々に治療するよりも,減量をした方が効果的ということは容易に想像できる。しかし,長期間にわたって減量の効果を得ることは残念ながら難しいのが現状だ。肥満症の治療について知っておかなければな … 続きを読む

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女性に広がる“肥満恐怖症”

 日本での肥満人口は増える一方だが,若い女性は逆にやせ続けている。厚生労働省は「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」の中で肥満人口の増加に警鐘を鳴らす一方で「若い女性ではやせ(BMI<18.5)の増加が著 … 続きを読む

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糖鎖をあやつる 新薬開発の最後の決め手

 人間のゲノムが解読された現在,人々の興味はプロテオームへ移ってきている。プロテオームとは,私たちの細胞に保存された遺伝子という青写真から作られる全タンパク質を指す。体内の仕組みのほとんどはタンパク質が動かしているので, … 続きを読む

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非同期チップで限界を破れ

 コンピューターをより速く働かせようと,新設計のチップが登場した。クロック信号を使わない非同期方式だ。各部分が協調しあい,ムダのない処理を実現する。    現在のコンピューターはほとんどが同期型だ。水晶振動子が … 続きを読む

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本当は存在しない?暗黒物質

 宇宙には現在の観測技術には引っかからない暗黒物質が満ちている。その質量は宇宙の全物質の96%にも及ぶ。もしこうした暗黒物質を想定せず,目に見える星や電波などで観測できる天体だけしか存在しないとすると,銀河や銀河団は自ら … 続きを読む

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消滅する言語

 10年前に言語学者のクラウス(Michael Krauss)が発表した予言は学界に衝撃を与えた。世界に約6000ある言語のうち半数が,今後100年以内に使われなくなるというのだ。 クラウスはアラスカ大学フェアバンクス校 … 続きを読む

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海の森 植物プランクトン

 海洋の植物プランクトンは地球の気候を調節するうえで大きな役割を演じている。光合成を通じて温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)を大気や海洋表層から取り込んでおり,その量は炭素にして年間450億~500億トンにのぼる。木や草な … 続きを読む

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特集:日本人の肥満学

 肥満が津波のように人々を襲い,健康のみならず社会的,経済的な面で大きな負担と損失をもたらしている──日本肥満学会が1999年に発表した「東京宣言」の前文だ。  肥満は糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を招くだけでなく,こ … 続きを読む

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あなたはただの肥満? それとも肥満症?

 あなたはただの肥満? それとも肥満症? 《 close 》 

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日経サイエンス 2002年11月号

医学 特集:日本人の肥満学 なぜ日本人には極端に太った人が少ないのか?太ると生活習慣病になるのはなぜか?遺伝子や分子レベルの研究からこうした肥満のナゾが明らかにされつつある。   肥満に弱い日本人  吉田俊秀 … 続きを読む

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